見出し画像

大阪商品計画。

こんにちは。あっという間の10月、朝晩はめっきり涼しくなってきてすっかり秋モード突入の怒涛の一年ですww

さて今日は大阪府の主催する大阪商品計画というプロジェクトに参加しています。簡単に説明すると、ものづくり企業が、大阪府の選任したアドバイザーさんとブランド構築していくプログラムとなっています。

ふく江は元々OEMの工場だったためスタッフのほとんどが、ものづくりに
従事していますが、昨今のコロナも含めてではありますが、待ちの仕事では
工場の維持も難しくなってきているので、数年前からWEBでの販売も進めているところなのですが、ものづくりに従事しているスタッフも消費者に何が求められているのか?という感覚も持たなくてはならないと思っています。

そこで10年務めている、ものづくりをしているスタッフにトライしてみるか?と聞いたところ、『やりたい』と返事が来たのでやってみることにしました。

先日、他社との違いはどこですか?と聞かれたので、革素材のオリジナリティですとお応えしました。問屋さんなどに置いてある有るものから選ばず(選んでいる物も一部あります。)10年ほど前から、タンナーさんへ出向きオリジナルで作るようにしています。

そこで一度、タンナーさんへ行って製造工程を見てみたいという依頼があったので、アドバイザーさんとスタッフを連れてタンナーさんのアテンドに行ってきて動画にまとめてみました。

内容としては3つに分けて作ってみました。

〇一つ目はエコレザーについて
昨今エシカルだったりサスティナブルの声が大きくなってきていますが
今、様々な素材について新しく見栄えのする切り口の売り文句に振り回され、どの素材も見る角度によってメリット・デメリットの両方が相反する中で共存しているように感じ出ています。今僕ができることは、新しくて斬新で見栄えのする切り口のものだけではなく、今までやって来たことを人にどう正しく伝え共感してもらえるかが大事かと思っています。


〇2つ目は革の製造工程です
アドバイザーさんは初めて見ることなので説明させてもらいながら
まとめてみました。他の所でも上がっている内容も含まれているので少し足早に説明しています。


〇3つ目は色付け(仕上げ)についてです。
これが一番他社さんと違う所かもしれません。革問屋さんなどはやられていますがメーカーとしてはあまり無いと思います。姫路・たつのへ行くようになって早10年ぐらいが立ちますが、これまでに言ったタンナーさんは名刺ホルダーを見てみると50社近くになっていました。そこで気づいたことなのですがタンナーさんにも得意・不得意があるということです。原皮・薬品・設備・社長の人柄wwを見て、大体どのようなものが出来るかわかる様になりました。そこで下地を分けて貰って違うタンナーさん(仕上げやさん)に持ち込んで、仕上げてもらうと言うことをしています。


他である動画よりも、掘り下げて作ってみました。
もっと深く掘り下げて作りたいのですが、現状の商売上難しい部分もあるので少しづつ書いて行きたいと思います。

では動画の方もよろしくお願いします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?