オクトパストラベラーをクリアしました (ネタバレあり)

オクトパストラベラー を無事裏ボス攻略まで行い,おそらく大体クリアしました.このゲームは一本のゲームで8度楽しめるどころか,それ以上の楽しみが詰まっているゲームです.いつか手に取る機会があったら,是非プレイして見てくださいね.ちなみに総プレイ時間は86時間でした.

8人合流後の感想は以下のnoteに書いています.今回はそれに加えて,クリア後の感想をつらつら記していきます.

## ストーリー

トレサとアーフェンが個人的に大好きです.どちらもあてのない旅をするタイプの人間で旅から得たものから,成長する描写が多く描かれています.特にトレサは,旅のあり方,その人にとっての一番の宝物は何か,まさに人生について考えさせられるものを感じました.最後に手記を受け取った少女がまた手記を書いて,それをまた次の人に・・・なんてすごく人生を感じました.

それに反して私はこの2人以外の6人の主人公のストーリーには,あまり期待していませんでした(結末が見えている,旅の目的を果たした後,旅をやめてしまいそう... etc).しかしながら6人のシナリオもよりよくまとめられており,非常に感動しました.特にプリムロゼの決意を持って未来へ歩いていく後ろ姿には心打たれるものがあってとてもよかったです.

## フィールドアクション

本作には各主人公に固有のフィールドアクションがあるわけですが,テリオン大活躍といった感想を抱きました.テリオンは人からものを盗めるのですが,テリオンのレベルが上昇するごとに確実に盗めるものがどんどん増えていくのです.これによって,トレサで頑張って買っていたものが基本的に盗みで解決してしまいます(トレサェ...).トレサはテリオンで盗めないものを買い取る流れになりました.そしてテリオンは,通常では開けられない宝箱も開けられるので,ダンジョンにもよく連れていきました.テリオンを最初の主人公に選べばよかったかなとか思ったりしてしまいましたね・・・

色々物語を進めていくごとに各街の人たちが増えたりしていったりと,もうかれこれ10回ぐらい全街を回ってフィールドアクションを試しまくったので,ぜひ皆さんもたくさんの街周回をしてみてくださいね.

## サブストーリー

サブストーリー,色々ありすぎて楽しいという感想です.個人的に嬉しかったのが,主人公たちのストーリーを終わらせた後に「○○,その後」のように物語に関わった人物のその後のストーリーが知れたことです.真面目に働いていたり,一見関係なさそうな人たちが関係していたり発見が多いです.しかしながら導く系のアビリティで解決するサブストーリーは,本当にどこにいるのかわからなかったりで大変すぎました.記憶喪失のやつらを導くのはちと骨が折れました・・・

サブストーリーを進めると,裏ボスへ挑めます.この裏ボスの攻略にはレベリングから編成を考えたりとほぼ二日間くらい頑張ったりしていました.しかしながら倒せた時の達成感がすごくて,その達成感とは対照的なあっさりとしたサブストーリーの終わり方に少し悲しくなったりもしました.そこはサブストーリーだし,仕方ないかなぁとか思ったりしていました.

## ジョブ

各地にジョブの遺跡があり,そこにいくことでジョブを色々手に入れるのですが,僕はメインストーリーをクリアした後にジョブ集めを開始したので,あまりジョブの恩恵を受けられなかった悲しみがあったりしました.しかしながら裏ボスを倒すときには,必ずジョブを組み合わせて戦わないと勝てないのでお世話になりました.ジョブには8人の主人公のジョブ以外に上位職があり,その上位職がめちゃくちゃ強い.特に武芸家が強すぎて,爆笑しながら使っていました.他には神官,薬師,踊子の奥義がなかなかに強かったです.神官の奥義は技を連唱,薬師はアイテム全体化,踊子は単体技を全体化.どれも非常にサポート気質ですが,このゲームはサポートが強すぎる気がしているので,いかにバフかけてサポートして攻撃技をちまちま打つか重要になってくると思います.「火事場の馬鹿力」のような最強アビリティもあったりするので,使用者によって色々といった印象もあったりします.(僕はガンサポートでなんとかしてました)

個人的に固有アクションもジョブを追加することでくっついて来て欲しかったなぁと思ったりしました.個人的に薬師の調合を行えるのが,アーフェンだけなので少し編成の自由度を下げてしまっているかなぁと思ったり.しかし固有アクションという名前なので,キャラ個人が持ち合わせたアクションという位置付けを強くしたかった感じだと思っておく感じでいきます.

## サポートアビリティ

ジョブのアビリティを習得することで,サポートアビリティというそのジョブ固有のステータス向上のための装備を手に入れれるのですが,ジョブを変更しても取得したサポートアビリティは,そのまま残ります.なので,薬師なのに神官のサポートアビリティを装備できたりします.これによって自由度は上がるのですが,大体強いサポートアビリティをみんなに習得させることを考え始めてしまって,似たり寄ったりのサポートアビリティを装備してしまっていたりと少しここは制限してもよかったのかなぁと思います(ジョブによるより明確な差別化だったり).

神官のサポートアビリティに回復限界突破がありますが,これを大体のキャラに装備させていました.これを装備すると,HP上限を超えた回復はHPの上限を増やして回復できます.HP上限を超えれるのですが,一応HPとしての上限は9999なのでそれ以上は回復しません.このスキルの利点は,適当に神官のスキルで味方を回復したときに,その回復分が無駄にならなかったり,復活のオリーブ(特大)を使うと9999で復活してくれたり最高です.これのおかげで裏ボスを倒せたのでお世話になりました.

## レベリング

例の氷竜の口,一択でしたね.70レベルくらいまでならすぐにレベルが上がっていき,裏ボス攻略の時に大いにお世話になりました.

## まとめ

オクトパストラベラー ,流行れ流行れと思いながら1人用ゲームなのでそこまでは流行らず細々とファンの中の心に残り続ける作品になるのかなぁと思ったり.ドラクエやFFをやったことがなく,スクエニさんのゲームを今回やりましたが,他のゲームもやってみようかなという気持ちにもなりました.皆様も冒険をいつも胸に抱いて生きて行ってくださいね.

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