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Stones alive complex (Boulder Opal)

おとぎ話の思い過ごしが思惑どおりに重い腰を上げ。

ロンドン橋のメロディにあわせ、落ち始める主税な天国。
どこの首長の腹話術も、だんだん舞台袖のカンペが読みとれぬ。

はにかむ六角形がたくさん。
血の中で硬いのに、薄い。
意志を持つほど細やかに編まれた一筋縄。
元となる炭素の原子は、陽子6個、中性子6個、電子6個のお馴染みな「666」構成。
そんなグラファイトの受信器は、電柱のコマンドで刻印が意味深に輝く。

そして。
主役たちの企ては宙(そら)へ。
過去は情報。
未来も情報。
今を創ってるのは情報。
情報を制する者たちに創られた我々の自我。

我思う、その源は。

食べたものでできていて、
飲んだものでできていて、
見たものでできていて、
聞いたものでできている。

我あり、である我は、取り入れたものからしか思えない情報の器。

すべて、外部の仕組みから操作される器。

もしか。
外部の仕組みが変わったら、
驚き桃の木山椒の木になる気。

(おわり)

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