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Stones alive complex (Sea Blue Chalcedony)



ファイナンスの新種が、サナギから羽化する。
これを阻止すべく動いてきた、今世紀までの歴史。

信じるのが宗教。
疑うのが科学。

そのセントラルドグマが遺伝子ハッキングを受けた。
そのために、
疑う宗教と信じる科学がコラボしてしまい、心身へ延焼しきりの有様。

世界相当の限りなく東名に近い名阪に沿って、
延焼した心臓を鎮めるブルーバード。
つぶやきは霊気の矢となって、
羽ばたきは言葉の弾幕となって、
羽化を妨げる左ベクトルへとけたたましく、真なる実を浴びせる。

春までに羽化を始めなければ、甲殻に閉じ込められてしまう。
春の到来が、延期されない限りだが。

(おわり)

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