こんにちは！物書きのフレンズことなのさPです。これまでnoteでは『けものフレンズ』の話題を書くことは無かったのですが、ついにけもフレの話をする機会が来ました。
　今回は2023年10月20日～10月31日に品川プリンスホテル クラブeXにて上演された「舞台『けものフレンズ』おおきなみみとちいさなきせき Re:JAPARI STAGE!」の話をしていきたいと思います。
　『けものフレンズ』（けもフレ）とは、超巨大総合動物園「ジャパリパーク」でヒトの姿になった動物たち「フレンズ」の物語を描くメディアミックス作品で、これまでにゲーム、アニメ、漫画などなど、様々な形で物語を紡いできました。

　現在のけもフレは、アプリゲーム『けものフレンズ3』とVTuber企画の『けものフレンズVぷろじぇくと』を主な活動軸として積極的に活動しています。また、動物園とのコラボも積極的に実施しており、今年の8月にも「のんほいパーク（豊橋総合動植物公園）」とのコラボが行われました。

　そんな感じのけもフレですが、今回は2019年以来、実に4年ぶりに舞台に帰ってきました！今回上演される『Re:JAPARI STAGE!』は、2019年に上演されていた『JAPARI STAGE!』のリニューアル版となっており、新たなキャストさんも迎えての舞台となりました。
　今回私は、10月21日（土）の17時公演に参加してきました。あまり深く物語の話題を書いてしまうと盛大なネタバレになってしまうので、観劇していて楽しかった、面白かった所をいくつかピックアップして書いていこうと思います。ただし、部分的にはネタバレになる部分がありますので、まっさらな気持ちで観劇したい方はここでブラウザバックしてください。

フレンズたちが活き活きと動き回る！

　今回の『Re:JAPARI STAGE!』では総勢18人のフレンズたちが出演しました。そんな18人の個性豊かなフレンズが活き活きと動き回り、おしゃべりをし、歌い踊るステージは、凄いキラキラしていました（語彙力が足りない）。今回の会場となった品川プリンスホテル クラブeXはステージと客席の距離が非常に近いこともあって、ダンスシーンでは迫力のある踊りを、物語中では細かい表情まで見ることができ、本当にドキドキしました。また、フレンズ1人1人の演技も素晴らしく、それぞれの個性が思いっきり表れていました。
　相楽伊織さん演じるオオミミギツネは、好奇心旺盛な性格が表れ、「ジャパリパークって何？」「サンドスターって何？教えて！」と隙あらば色々なことを聞いてくる仕草がとても可愛らしかったです。劇中でも「おしえてちゃん」というあだ名が付けられていました。
　もはや登場するだけで笑いが取れるフレンズことブタ、客席を巻き込みつつ舞台を盛り上げました。演じるのは佐藤遥さんです。片瀬成美さん演じるヒツジとの際どい掛け合いもあり、とても印象に残っています。そんなお二方ですが、表情やポージングなどでキュートな場面が何度もあり、見るたびにドキドキさせられました。
　舞台稽古中の負傷により、本番は杖を使用して挑む形になったオオタカ役の平田裕香さん。事前の情報を聞いて心配していましたが、舞台では威厳ある空のフレンズの長であるオオタカを演じきっていました。足を守るための杖でしたが、それすらも自らの役を演出する小道具として活用しており、演技力のアドリブ力の高さを感じました。一日も早い回復をお祈りします。
　最後に、個人的に最も印象に残っているフレンズであるシベリアンハスキーについて。物語のキーフレンズともいえるシベリアンハスキーを演じるのは福井夏さん。匂いを嗅ぐ仕草やフレンズに話しかける仕草など、一挙手一投足がシベリアンハスキーそのもので、人目見たときから「すげえ…かわいい犬がそこにいる……」と一種の感動を覚えました。

もはやライブ！たくさんの音楽を楽しむ！

　けもフレといえば、『ようこそジャパリパークへ』をはじめ、魅力的な楽曲が沢山あることでも知られています。この「舞台けもフレ」にも、多くの楽曲が使われ、ステージ上でフレンズたちが歌って踊ってくれました。舞台けもフレのオリジナル曲も多く、今回の分を踏まえたリニューアル版のアルバムの販売が待たれます。
　また、今回はステージと客席の距離が非常に近いこともあり、歌っているフレンズたちの表情がよく見えます。他コンテンツも含めて、色んなライブには参加してきましたが、こんなにステージ近くの座席になったのは初めてだったので、凄く緊張しました。タイミングによっては、観客である我々と目が合う瞬間もあり、とてもドキドキしました。
　舞台終盤は完全にライブパートになり、ペンライトや応援フラッグを用いて応援することができました。今回の物販では応援用のフラッグが販売されたこともあり、パタパタを振りながらライブを楽しみました。

舞台ならでは！リアルタイムのやり取り！

　当然といえば当然ですが、目の前のステージでリアルタイムに進行していくのが舞台という表現方法です。そんな形を活かして、ステージ上のフレンズたちは、パロディやアドリブも含めながら物語を進めていきます。思いっきりパロディや他コンテンツのネタも飛び交い、ときにはメタい発言もあったりしましたが、舞台という空間だからなのか、くどくなく笑いに昇華できていた不思議な空間でした。加藤里保菜さん演じるタヌキと黒木美佑さん演じるキンシコウのやり取りがとても好きです。
　また、ライブパートやカーテンコールではファンサービスを積極的にしてくれるフレンズも多く、完全に釘付けにされました。カーテンコールは撮影OKということもあり、特に積極的にファンサをしてくれていたと感じます。私は座席のポジション的にアフリカゾウ役の水谷彩咲さんとハシビロコウ役の金沢友花さんのファンサを浴び続けていました。最高です。

最後に告知

　こんな感じでめちゃめちゃ楽しかった舞台けもフレですが、なんと配信があります！
　10月27日19時公演がニコニコ生放送にて配信されることが決定しました！3,800円と現地よりお安くチケットが購入できるので、興味あるけど現地に行けないよ～という方はぜひ配信でお楽しみください。

　そして、現地チケットも残りわずかとなりましたがまだ販売中です！会場での当日券販売もありますので、品川方面にお越しの方はフラッと寄ってみても良いかもしれません。

　さらにさらに、10月27日公演を収録したDVDの販売も決定しました。こちらは劇場、もしくはオンラインでの予約が可能になっています。何度も見返したい！という方はぜひ予約しちゃいましょう。詳細はコチラ

おわりに

　というわけで、舞台けもフレに行ってきたわけですが、めちゃめちゃ楽しかったです！私はけもフレを追い始めたのが比較的遅かったので、舞台版を現地で観るのはこれが初めてでしたが、そんな初心者フレンズでも楽しめる素敵な舞台でした。もし、けもフレや舞台に興味があるならば、行って損は無いと思います。現地でも配信でも観るチャンスはまだありますので、ぜひご覧になってください！
　最後になりますが、この素敵な舞台を創り上げてくださった演者さん、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました！最後まで駆け抜けられるよう応援しています！
　ここまで読んでいただきありがとうございました。次はジャパリパークでお会いしましょう！