第51回社会保険労務士試験合格体験記①

前回お知らせしました通り、今回からは数回に分けて、今年度の社会保険労務士試験合格までの軌跡を記事にしたいと思います。
私自身は今まで記載の通り、ある程度の社会保険労務士に関する実務経験を持っており、労務トラブル処理や人材系企業での経営企画の経験もあるため、法律・労務初心者の方よりはずいぶん有利なスタートラインで受験をしております。
多少は参考になるように書きたいと思いますが、本当に参考程度に読んでいただけますと幸いです。

受験のきっかけ

合格した今、周りの人へは地方移住に伴って通勤時間が短くなったため、そこを利用した自己啓発だったと話しています。
が、実際のところは少し異なります。自己啓発の要素がゼロではないものの、基本的なところでは、私を今の会社に誘った友人からの依頼がきっかけです。
というのも、「一部の幹部社員についてはあからさまではないものの私の入社に対し不快感を表明しており、その社員はかなりの発言力をもっている。その社員へ実力を示すために資格を取得してほしい。」との話があったのです。状況について一定程度の理解はできるものの、じゃあ呼ぶなよと思わなかったといえば嘘になりますが、転職してしまった以上、私もこの会社において居場所を作らなくてはなりません。しかもその居場所はできる限り、自分が自由に仕事のできる環境を得たいと考えましたので、この友人の依頼にのっかり、一定以上の威光のある資格を取得することにしました。
そうした中で、今までのキャリア及び今後のキャリアを踏まえ、1年から2年くらい本気で勉強すれば、取得できそうな資格ということで、「社会保険労務士」を選択しました。

勉強の開始

友人とこの話をしたのが 2019年2月中旬、今年の社労士試験はいつだったかと考えるとなんと8月末ということで、こりゃあ間に合わないなあと考え、 2020年8月の受験をターゲットにしようとのんびり過ごしていたのですが、このままゴロゴロ過ごすのはよくないと思い、とりあえず試しにテキストを購入して、今年の試験も受けてみようかと思い立ち、テキストの発注をしたのが、3月に入ってからだったのです。

とりあえず購入した教材

ということで、テキストと問題集が届いたのは3月中旬のことでした。
このとき購入したのは、 TACのみんなが欲しかった!社労士シリーズです。
①みんなが欲しかった!社労士の教科書
②みんなが欲しかった!社労士の問題集
③みんなが欲しかった!全科目横断総まとめ
の三冊セットが15%オフだったので、このセットを購入しています。

勉強という名の地獄の始まり

この段階では正直余裕だろうと考えていました。
ところが、実際に送られてきた問題集を開けてみると、愕然とします。こんな細かいこと何も覚えていない!!基本レベルの問題すら全く手がつけられない状況でした。
これはやばいと考え、通勤を徒歩に切り替えて、毎日通勤時にテキストを歩きながら読み込むことにしたのです。
※徒歩通勤ですと片道30分弱ですので、往復で1時間ほどの勉強時間が取れます。
というのも、娘が当時2歳とイヤイヤ真っ盛り(今もそうですが)で、帰宅したら、夕食の支度や娘の面倒を見なくてはならなかったのです。
※妻については聞かないでください。。。共働きや離婚とかではなく、家事育児ができない人なのです。。。

次回に向けて

ということで勉強を開始しましたが、ここから先の描写はさして面白く有りませんので、次回の記事にて、使用した教材、使用した時期、使用方法を書きたいと思います。
その次に試験直前のゴタゴタ、試験当日、自己採点の結果、合格までのエピソードをかけたらと考えています。

#令和元年にやりたいこと

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