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ゲームで理解する弱者の兵法

信長の野望で弱者の生き残り術を実感

信長の野望は、プレイヤーが特定の大名を選び、他の大名家の領土を奪い全国統一するゲームです。
このゲームを弱小大名でプレイすることで、弱者の生き残り術を実感出来るのです。

他の大名家の領土を奪うには戦争(軍隊を編成し、包囲等をして城の耐久力を0にするか、兵士数を0にする)して勝つことです。
戦争で勝つもしくは有利に進めるには、以下の4つの項目が揃う事が求めれます。
・兵数
・兵糧(兵士のご飯です)
・軍隊を指揮する武将の能力
・自軍が有利になるような采配
しかしながら、弱小大名の場合
・兵数
・兵糧
・武将の能力
この3つが著しく低い事がほとんど。

「生き残る為に相手の物を活用する」

そこで重要になってくるのが他家の活用なのです。
奪いたい大名家との友好関係を考慮して同盟を結び、援軍や物資の提供を受けて自国に有利な状況を作り出すのです。このゲームで重要な物資は米とお金です。それをより多く獲得するために相手を活用して一時的に自国の能力をアップし、奪いたい大名家に攻勢をかける。奪った後、地道に獲得出来る物資の量を増やしていく。
まさにランチェスター戦略だとゲームをしていて実感。

ところで、ランチェスター戦略って知ってますか?
小規模の勢力が大規模の勢力に勝とうとしても、人・物・金の差、そして実績やノウハウなどにおいて負けている事がほとんど。だから、いきなり多角的に広めるのではなく、自分の身の回りから少しずつ勢力を伸ばしていく。
ほんとにざっくりと私が理解していることです。

それ以外にも、孫氏の兵法やクラウゼヴィッツの戦争論など、多くの軍事に関する著書があって、現代のビジネスに生かされているのは知っている方もいると思います。

でも、先の戦略論などを知らなくても、ゲームで生き残る為に知らず知らず取り組んでるのですよね。

「そう、意識していなくても、本能的に知っている」

どうやって勝つか?
どうやって勢力を伸ばすか?
小規模で資源の乏しい自勢力が生き残る術を考えると、私たちは気づくのです。言葉として知らなくても、本能的に知っているのです。

凄いと思いませんか?

実践を通して体系化された戦略や、生涯を通して形になった戦略を私たちは既に知っているんです。普段仕事で上手くいかなくても、上には上がいるけれども、勝つための術を既に知っているのです!

一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、
いい加減だと言い訳が出る。 
武田信玄(戦国大名)

有名な戦国武将、武田信玄の言葉です。
本気で一生懸命考えれば、弱者である自分が生き残り、強者に立ち向かう術が出てくるんですね。

どうすれば生き残れるか?今から一緒に考えて実行してみましょう:)

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