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本日の猫たち #326

雨です。

雨ですが、うちの猫たちはいつも通り、仲良く過ごしていました。

いつもくっついている妹猫(左)と先住猫(右)


飼い主は今、語学力が衰えないよう、隙間時間に、趣味でロシアの児童書を日本語に訳しています。今月に入ってキル・ブルィチョフのSF"Сто лет тому вперд"(日本語訳:100年先? 主人公のコーリャが100年後の世界に行くSF小説です)を1日2章ずつざっと訳し、今日、「あと1章ですべての下訳が終わる! すごいわたし! 仕事はやい! やればできる!」と喜んでいたら、わたしが入手したテキストは前半のみで、同じ分量の後半もあったことに、たった今気づきました…(24章まである……)。昔、読んだのにすっかり忘れていました。(……道理で。ヒロインのアリサの話がなかなか出てこないなと… )

翻訳は楽しい作業ではあるんですが、1章分の翻訳(入力作業)に2~3時間かかります。その時間あったら、ほかの本が1冊以上読めるな……と思うと、本当に気力があるときにしかできません。

うちの猫たちがすごいと思うのは、いつも「遊ぼうよ」と腕をちょいちょいしにやってくる妹猫や、PCのキーボードの上にとびのって作業の邪魔をする兄猫が、飼い主が超集中しているときは絶対に寄ってこないのです。

猫も「今は絶対に邪魔をしてはいけない」ときがわかるのでしょうか。

先住猫(左)と一緒にいられてうれしい妹猫(右)


いつもくっついている先住猫(左)と妹猫(右)


ちょっとソ連映画の話をします。興味のない方は猫写真までスルーしてください。

キル・ブルィチョフの"Сто лет тому вперeд(100年先)"はソ連時代に"Гостья из будущего"(日本語タイトルは『未来からの来訪者』。ただГостья という単語は「女性の客」(=アリサ)という意味なので、このタイトルだと来訪者の性別がわからないな……と)というタイトルで映画化されているのですが、わたしはそこに出てくるВертер(ヴェルテル) という、モスクワ時間研究所の掃除ロボット(アンドロイド?)が大好きで、ヴェルテルと再会すべく、原作を読んだのですが、原作には出てこないんですよね……(原作ではアンドロイドではない、普通の掃除ロボットでした……)。


この"Сто лет тому вперeд(100年先)"の新作映画が先月公開されたそうですが、予告編を見ると80年代の映画とはまったく別物。
アリサもコーリャも出てきますが、小学生ではなく、かなり年上に設定されています。
でも挿入歌の"Прекрасное далеко"がちゃんと残っていて、一気にノスタルジックな気持ちがかきたてられます。


たぶんわたしと同じような気分を味わっている方は、日本にはいないような気もするのですが、どなたかこの新作を見た方がいらっしゃいましたら、感想を教えていただきたいです。

グルーミングで兄猫(左)を巻き毛にしてしまうカリスマ美容師(右)


ちなみにうちの猫たちは、日本語しかわかりません。

飼い主が外国語を話したり、外国語の映画を見たりしていると、「お前、頭がおかしくなったのか!」「なにを言っているんだ?」とものすごく不安そうな顔をして、あーあー言ってきます。
外国語はわからなくとも、「外国語」と「日本語」の違いはわかるようで、そこにちょっと驚きました。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。

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