本日は先住猫大好きな妹猫が、いかにして先住猫の隣を陣取るか、というお話です。

本日の昼下がり、妹猫はキャットタワーに設置したハンモックで寝ていました。

そこへ家中のパトロールを終えた先住猫が帰還。
最近（兄妹猫が爪を立てて広げてしまった）網戸の編目から虫が入るようになったので、自主的にパトロールを強化しているようです。
窓のそばに虫除け（猫用）はおいているのですが、それでもふらふらと虫はやってきます。
虫たちが文字を読めるのであれば、網戸に「猛猫注意」とか「危険！🐱🐱🐱がいます」という貼り紙を提示して、注意喚起したいくらいなのですが、うちの猫たちに見つかったら最後、本当に悲劇的な最期を迎えます。瞬殺してくれればまだいいほうで、鋭い爪でいたぶられ、いたぶられ、苦しんで死ぬことになるので、できればうちに近づかないでいただきたいのですけどね。

……話を戻します。

パトロールから戻ってきた先住猫は、給水器の水を飲んだあと、バリバリボウルの上で毛繕い。次のパトロールまで小休憩です。

この後、私は別室にこもって作業をしていたので、写真がないのですが、いつの間にか先住猫の隣のバリバリボウルに兄猫が来て、並んで眠っていました。それにびっくりしたのが妹猫です。
「皆集まっている！」「出遅れた！」」と慌ててハンモックから飛び出します。

先住猫のいるバリバリボウルの上で一緒に寝るのかと思いきや、今日の妹猫はちょっと違いました。

妹猫は先住猫のいるバリバリボウルを経由し、兄猫がいる子猫用バリバリボウルに向かいました。妹猫は兄猫と違い、ほかの猫を踏んづけるということはないのですが、それでもぐっすり眠っていた先住猫（おそらく大好きなので経由したかった）を起こしてしまいます。

今日は兄猫と一緒に休むのかな？　と思ったのですが、兄猫がのっているのは子猫用バリバリボウル……。

子猫用バリバリボウルに成猫二匹はさすがに定員オーバーではなかろうかと眺めていたのですが、妹猫は諦めず、なんとかのれるよう体勢を何度もかえ、ベストポジションをさがしていました。

妹猫が子猫用バリバリボウルの上でベストポジションを陣取るにつれ、兄猫はどんどん外に押し出されていきます。

五分後。

こういうことになっていました。

妹猫は兄猫を追い出し（兄猫は多分、完全に落とされてしまったのでしょう…）、先住猫の隣のバリバリボウルを確保。そして先住猫に舐めてもらっていました。
兄猫は兄猫で追い出されたことに機嫌を損ねることなく、広々とした床の上で爆睡。
一応、めでたしめでたしの形におさまりました。

妹猫が先住猫のそばに座る、だけのことなんですが、毎回いろんなパターンやルートがあっておもしろいなと。
日常の一場面を切り取っただけなのですが、日々変化があって飽きないです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます☺