見出し画像

本日の猫たち #323(温厚な先住猫が怒るとき)

温厚な先住猫も怒るときは怒るんだなと。
本日、小さい事件が発生しました。

妹猫(左)を舐める先住猫(右)
いつも穏やかでなにがあっても怒らない子です


昼下がり、窓際でひなたぼっこをしていた兄猫。

うちで一番あたたかくて、気持ちいい場所を熟知している兄猫

なにかのはずみで爪が網戸にひっかかってしまい、抜けずに難儀していたので、前足を持ってはずしてあげたところ、興奮MAXになり、飼い主にやつあたり。目の前にあった飼い主の腕を抱きかかえて、両足でけりけりけりけり……。
足の爪は切ってあるので、痛くはなかったのですが、興奮がとまらない兄猫はさらに飼い主の腕をがぶり!(甘噛みなので無傷)
「こら! だめだよ!」と注意はしたのですが、家猫歴が長くなると、興奮していても気を遣えるようになるんだなあ、と感慨深く思いました。
(保護したばかりの子猫のときはまだ手加減をしらなかったので、手に生傷が絶えませんでした)

が、それに我慢ならなかったのが、先住猫。

温厚で普段は兄妹猫になにをされても怒らない先住猫が、飼い主(というより4番目の猫)が兄猫に嚙まれた瞬間、「あ”~!」と声をあげながら、兄猫に近寄ってきました。

ゆっくりゆっくり一歩ずつ近づき、「あ”~!」。

兄猫に攻撃はせず、手を出すこともなく、すべて「あ”~!」で威圧。
兄猫ははっと我に返り、お腹を見せて降伏。

兄猫はすぐに降伏(攻撃はせず)、先住猫も「あ”ー」のみ
その様子を見にきた妹猫(左)


小柄ですが、我が家のボスは紛れもなく先住猫なんだなと思いました。
きっと我が家では正当防衛以外の暴力は御法度なのでしょう。あと飼い主(4番目の猫)は、先住猫からすると一番の弱者(猫たちに比べると運動神経がいまいち、走るのも遅い)なので、「その弱者に対して攻撃するとはどういうこと?」という怒りの気持ちだったのでしょうか。

兄猫がすぐに「ごめんなさい」と先住猫のところに甘えに行ったので、先住猫も「わかればよろしい」と兄猫の頭を舐めてやり、事件は一分で解決しました。

その後、仲良く3匹でひなたぼっこ
左から兄猫、先住猫、妹猫


我が家の治安は、先住猫によってまもられたのでした。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。

ありがとうございます。いただいたサポートは活動費と猫たちの幸せのために使わせていただきます。♥、コメントいただけると励みになります🐱