週末の目標は、先住猫の爪をすべて切ること！
（いきなりですみません。たった今、設定しました）

我が家の先住猫は家猫としてかなりの優等生で、これまで悪戯などで飼い主を困らせたことはありません。動物病院でブスッと注射を打たれても暴れることはなく、すべて「無」ですませてくれる、我慢強く、穏やかな性格の子です。
ただ唯一の欠点が、爪切りが大の苦手であること。

子猫のときは普通に切らせてくれていたのですが、成猫になってから死に物ぐるいで抵抗するようになりました。「あ”あ”あ”あ”あ”あ”～～！！！」と断末魔のような叫び声をあげるので、ご近所さんに通報されないかひやひやします。
ちなみに兄猫と妹猫の爪切りは（無抵抗なので）1、2分で終わります。

先住猫の場合、もともと抱っこが苦手な子（我慢はできます）ではあるのですが、まず前足にさわらせてくれません。足を持ち上げると、「爪切り！」と警戒されるので、足をマッサージするふりをして、すかさずパチン！　おやつを食べて意識がそれているときにパチン！　という感じで、1日1本の足が終わればいいかなという具合でした。

ただそんな感じで少しずつしか進まないので、切り忘れがあったり、切ったつもりが切り口？がまだ鋭かったりすると、ほかの猫たち、自身をうっかり傷つけてしまう可能性もあるので、飼い主としてはずっと気になっていました。

もちろん先住猫の爪切りのため、何もしてこなかったわけではありません。安全かつスムーズにすませるため、洗濯ネットに入れる、タオルでくるむ、ハンモックで吊す、エリザベスカラーをつける、目隠しマスク……ありとあらゆる方法を試しましたが、何をいても肉球にさわって爪を出そうとすると「あ”あ”あ”～！」
と抵抗されるので、どうしたものかと思案していました。

そんなとき、身内にこんな物をプレゼントしてもらいました。

ボクシングのグローブ？と思ったら、爪切り対策で使えるフットカバーだそうです。
（爪を切らない足に履かせます）

半信半疑で前足にはかせようとしたのですが、一人では装着不可能です。
身内を召喚し、一人が先住猫をおさえ、一人が靴を履かせることにして無事装着！　と思った瞬間、先住猫が「いやああああああ！！！」と前足を強烈にふり、フットカバーははるか彼方に飛んでいきました。
（非常にはずれやすい……）

仕方がないので、やっぱり地道に数本ずつ、爪切りをしていくことにしました。できれば土日ですべてを終わらせたいです。

兄猫ならご褒美のおやつが有効なのですが、先住猫はそもそもおやつをあまり食べないので、おやつ効果もなく、悩むところです。
なんとか先住猫に快適な爪切りタイムを提供したいのですが……。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。