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歳をとるのが怖い女の子たちへ

女性の28歳は「変化」の多い年だ。

ほんの数ヶ月会わなかった間に、結婚が決まったり、子供が生まれたり、転職したり、会社を立ち上げたり。

少し前までは同じレールに乗って進んでいた気がしたけれど、皆確実に自分の人生のタイミングで進んでいて、枝分かれしていく。


周りには、結婚、出産といったおめでたい報告が続く友達と、バリバリ働き自己実現を優先する会社の先輩たち。

私はというと、その2つの間を行ったり来たりしている。

「全部自分のタイミングがあるから、焦る必要はなく、目の前のことに全力で進んでいけばいい」というアドバイスを年上の人からよく聞くけれど、何一つ焦らない女子はいるのだろうか。焦っても無駄だとわかってはいるけれど、自分が望むものを手に入れるためには、ある程度考えて動く必要もあるのではないか。

そもそも、28歳は女子なのか、女性なのか。
数年前までは女の子扱いされていたけど、気づけば女性としての振舞いを周囲から期待される。
仕事では後輩の面倒をみながら自分の仕事もこなす女性、プライベートでは好きな事を追求し自立した女性。想定外のことが起こっても負の感情を表さず、そっとしまって周囲へ気配りできる女性。
そう、若さでチヤホヤされていた時代は終わったのだ。心のままに動いて、素直に感情を表し、恐れを知らなかった20代前半の「女の子」にはもう戻れない。

もちろん、それに対しての絶望的な感覚はなく、様々な選択を自分のタイミングで選べるうちは「何でもはなれないが、何にでもなれる」と思っている。仕事も趣味も恋愛もプライベートも、全部を完璧に思い通りにすることは難しいけれど、個々を極めることではなくバランスを取ることで、自分の望む幸せの頂点に近づくことはできると思う。

何をどのくらい選ぶかは、すべて自分の手の内にあるから。


Miu




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