恋愛しながら大人の階段を駆け上がる その2

距離感と刺激のバランス

恋愛にどんな役割を望むのかは人によって違いますが、自分自身が独立しているためには、ある程度、距離があるほうがいい関係になれるのかなと思います。世界の中心に彼しかいないような恋愛を、かつてはしたことがありますが、二人の世界に没頭して破たんするという、ありがちな結末になりました。

好きな人に会いたくて会いたくて待てなかった頃がありました。あの頃は、会う時間しか関係性は育たないと思いこんでいたんですよね。会っていない時間でも、仮にコミュニケーションをとっていない時間でも、好きなら二人の関係性は育つものなんだなと、いつか、腑に落ちました。好きだとどちらかが離れそうになったとしてもどちらかが修正してくる。人間力が高い人ほど修正はうまい気がしています。

毎日ずっと側にいる良さはありますよね。のんびり、ゆったりとした、関係性になるのかなと思います。たまに会うような関係は、たのしくて刺激的ですよね。会えた喜びがお互いにあって、会った時には、すべての集中力が注がれた深い時間を共有できるので、刺激を求めるならこっちかな。

出会いも別れも味方につける

大人の階段を一気に駆け上がるようなタイミングなら、ある程度の別れは想定に入れておいたほうがいいかもしれません。例えば、23歳の自分と29歳の自分は、自分を磨いてきた女性なら成長しているので、結構、別人なわけです。価値観もガラリと変わったりして、昔は似合っていた洋服が似合わないとか、付き合っていた友達と話が合わなくなってきたとか、進化するとそういう事は普通に起こります。だから、そんな時は、遠慮なく別れを選んでもいいんですよね。女性たちが悩むポイントは似ていて、情があってなかなか別れを切り出せないという相談によくのります。執着を手放すとスペースができるので、もっと新しくて魅力的な出会いがやってくるものなのですが....。

「縁があるならまた出会う」

個人的には、この言葉を言い聞かせてきたので、出会いも別れも味方にしてこれたのだと思います。出会いと別れを繰り返していくうちに、離れることになんの抵抗もなくなってしまったのです。それは、理由があって、別れの寂しさを越えた感動があることに気づいたからです。

恋愛だけに限らずですが、一度は切れたはずのご縁の人と、なにかの形で数年後にバッタリ再会することが何度かありました。私も新しいことを始めていて、相手も生活が変化していたりして「また会えたね〜!」って言いながら、関係を再構築できた。離れた時間が、縁をまた育てたんです。

私はこの再会のよろこびが感動していいなと思っているので、誰とでもべったりしすぎることはなく、居心地のいいドライな距離感を保ちながら、割と上手に付き合っています。

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斎藤美海

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