女性誌で提案されている「いい女」を参考にしても「いい女」になれない理由。

かれこれ10年ぐらい前から、女性誌を眺めるたびに、(特に赤文字系) 疑問だったんですね。「いい女になりたい」と20代の読者向けの女性誌には書かれていて、いい女になるためにニットを着てみたり、ヘアメイクを変えてみたり、女子たちはいろいろと努力しているわけですよ。それなのにどうして、リアルな男性たちの需要とこんなにもかけ離れているんだろう?

私は10代のときにアイドルだったので、男性の需要を知りながら成長してきたんです。今は時代的に「アイドル」も一般化されたので現場には女性ファンの方も増えているかと思いますが、当時は、男性ファン9割以上、女性ファンが1割いるかどうかぐらいの割合でしたから、ほとんどが男性相手で、握手会でファンのおじさんに「結婚してください」とか言われたりしても、笑顔で対応するみたいな、そんな時代でした。まあこれは、極端すぎる例ですが、男性のあらゆる欲望を間近でみてきたので、そのころから、男性にはドライでいよう。男性にファンタジーを期待せず、男性のありのままを直視しようって癖がついたんだと思います。

アイドルを卒業して恋愛が解禁になったときに役に立ったのは、男性が女性に求める共通の要素をなんとなく知っていたことでした。当時の私にも「いい女になりたい」という願望があって、女磨きしようって考えたときに、女の私が女目線で女磨きをしたら男目線とはズレるから、男性のアドバイスを聞くようにとずっと心掛けていました。「どういう女がいい女なの?」「どんな服装が男性は好きなの?」と質問をして、私がつきあいたいなと思うようなタイプの男性に見合う人になるにはどのようにしたらいいのか、逆算してそこに自分を合わせていくことを、かなり長い期間かけて自分で訓練しました。だから、知っているのです。女性誌が提案している「いい女像」はリアルな男性の需要とあまり合致していないってことを。ファッション、髪型、メイクの面では合致しているものもありますが、一番ズレているのは、いい女とはこういうものという「定義」や「思想」です。

例を2つあげますね。

「かわいい至上主義」的な、とにかく、女はかわいくてオシャレすればいいんだという思想を間に受けると、いい男には相手にされません。いい男たちは正直、かわいいだけの女を馬鹿にしています。「かわいい子って軽いんだよね〜」といい男が言っているのを何度か聞きました。「簡単に口説ける女は口説かない、もしくは、一晩でおわり」らしいです。

「今日は商社の〇〇さんと合コン〜」「広告代理店の彼氏とデート♡」的な特集が女性誌でされているために、商社や広告代理店勤務などの、女性誌では職業ステータスが高いと書かれている男性が女に狙われるみたいな話もよく聞きますね。実際、彼らの話を聞くと、なかには自分をみて好きと言っているのではなくて、女の子は勤務している会社のブランドが好きで近寄ってくることを認識していて、かなり警戒しているらしいです。

私がみなさんにお伝えしたいのは、いい女になりたかったら、女性誌ではなく男性誌を読むほうが100倍効果がありますよということです。ファッションの参考に女性誌を読むのはぜんぜん構いませんが、男性誌を読み込むと男性の気持ちがわかってくるようになります。好みの男性が読んでいるなら、書籍でも週刊誌でもマンガでもいいですね。とにかく、男性が読みそうなものを一通り読む。これは、分かり合えないといわれている男女の壁を自分自身で壊す作業です。いい女になりたかったら、男性側の立場に立つことなんです。「女が考えるいい女」になってもいい男には愛されません。「男が考えるいい女」になったら自然と愛されていきますね。

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斎藤美海

マガジン

コメント1件

たまたまあなたの文に出会って読みました。とても面白かったです。私は今更何を読んでもやりなおせない年齢ですが、それた別にして、視点と発想を変えるというメッセージとして興味深く読みました。つまり、男と女というジャンルではなく一つの人生考として読めたのです。
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