今回ご紹介するのは、
インタラクティブ・マーケティングを実践し、
従業員とお客様とのコミュニケーションを生み出す、グッとくる！CREATIVEです。

インタラクティブ・マーケティングとは？

従業員と顧客との接点を大切にしたマーケティングで従業員と顧客が行う双方向のコミュニケーションの事を指します。

ポイントは、企業としての一人称ではなく、
人と人、従業員と顧客との相互作用・双方向のコミュニケーションによって生み出されるマーケティングです。

まあ、マーケティングって言ってしまうと商売っ気が出てしまいますが...

お問い合わせ、接客、アフターサポートなど対人で行うサービスすべてがその範疇になります。

そして最近では、企業のSNS活用によりコミュニケーションの範囲がさらに広がったことで、より俗人的な対人コミュニケーションが必要になってきたとも言えます。

（キャバクラ譲のLINE連絡は、まさにインタラクティブ・マーケティングだ！と覚えよう！）

さてさて前置きが長くなりましたが、
そんなインタラクティブ・マーケティングを
素敵なクリエイティブで実践している事例をご紹介したいと思います。

仙台の某セブンイレブンで店長さんが行った”当店を支える外国人スタッフのご紹介”が、愛に溢れている、と話題！

たぶんセブンイレブン本部のレギュレーションとしては、NGなんじゃないかな...と野暮な商売癖で心配してしまうのですが....

でもそんなことは、どうでもいいっ！

見よ！この圧倒的手作り感！

そしてお客さんとの会話きっかけを作る丁寧なトピック抽出！

スタッフ一人一人に対する愛！

そして店長からの添え書きが、さらにグッとくる！

いつも外国人スタッフへの真心のお気遣い本当にありがとうございます。
遠い国から日本の魅力に惹かれやってきました。
日本のマナー、ルールはまだまだ未熟です。失礼がありましたら心よりお詫び致します。これからもあたたかい応援を宜しくお願い申し上げます。英語が堪能です。是非英語でおはなしかけ下さい！　
店長

なんでしょうね？　このぬくもり感は...

この店長さんの人柄、
スタッフへの偽りのない愛や感謝、
お客さんへの願いと想い、
すべてがこの手作りポスターに込められている！

心を込めた本物のコミュニケーションは、
形にするとこういうクリエイティブにもなるんだ！
と改めて気づかせて頂きました！

-----

さて、上記を書いていたら、ふいに記憶の中から

今は懐かしい　「生協の白石さん」　を思い出しました。

もう15年くらい前のことなので、知らない方は、こちらをどうぞ。

当時、大学生協の職員として東京農工大学生協に勤務していた白石さん。
利用者アンケート用紙「ひとことカード」に書かれた要望や質問に対し、
真面目かつウィット溢れる回答が話題となり、ついには『生協の白石さん』のタイトルで書籍も出版された、素晴らしいお方。

回答事例をひとつピックアップすると

Q：「愛」と「恋」の違いって何ですか？

A： 中学時代の教諭の言葉を思い出しました。「"恋"の内はまだ下心、時が経ち真心となれば"愛"」得意気に話す先生のワイシャツの裾は出ていました。このような言葉の遊びは誰にしも当てはまるものではないかと思われます。皆さんが各自実体験を通し違いをかみしめてみては如何でしょうか。
(担当:白石)

もはや生協、全然関係ないじゃない！ｗっていうやり取りですが...

これもまさにインタラクティブ・マーケティングであり、
双方向のコミュニケーションが生み出すクリエイティブ

当時は、空前の ”生協の白石さん” ブームだったのでした～

そんな白石さんの近況を探していたら、
なんとっGIZMODOスポンサー記事で登場していた！

現在は、東洋大学白山キャンパスで生協店長をされているそうです。

しかし、あの白石さんを、今になって記事に登場させるとは、GIZMODOさん、さすがですっ！

---

最後に...

毎度、支離滅裂になりながら、
この ”最後に...” にて、
何かしらのかたちで、弊社TMHのことを無理やり絡める、
ということを実験的に試みているのですが...

今回はインタラクティブ・マーケティングというテーマから、
弊社のWEBサイトのスタッフ紹介をピックアップしてみようかと思います。

まあまずはご覧ください↓

▼TMH スタッフ紹介
https://www.tribalmedia.co.jp/company_staff

カオス！って思いました？ｗ 

私が入社以来、
ずっと弊社WEBサイトのディレクションをさせてもらってますが、

大きなリニューアルを重ねても、
ずっとやめずに残しているのが
このスタッフ紹介ページなんです。

正直、どこぞのクリエーティブエージェンシーみたく
クールにモノクロのアー写にしたろうかな、
なんて思った時も一瞬ありましたが、

いや待てよと、

俺たちTMHは、
ロゴのアイデンティティ＝組み合わせ無限大のアルファベット
のごとく、スタッフ一人一人の個性が際立ち、
お互いが化学反応を生む集団でありたい、

そんな当初からのコンセプトを思い出しては、踏みとどまるのです。

だから決してクールではないけれど
自分自身の個性を隠さない、素の自分を表す写真を、
各々が好きにセレクトする、という内容で掲載し続けています。

で、これがまさに
インタラクティブ・マーケティングだと思うんです。

このサイトは、
クライアントさんやパートナーさん、
入社を検討している方など、
たくさんの方々に見て頂いているページです。

この自己紹介ページによって
クライアント先で、会話に花が咲いたり
私のプロフィ画像にビビッて来社されるパートナーさんだったりｗ
もし入社したらどんな人と一緒に働くんだろう？と想像させたり

100人いれば、100人分の色んなインタラクティブコミュニケーションが生まれていると思っています。

なので、今後、リニューアルしても
このスタッフ紹介ページだけは、守っていかなくてはいけないな～

と勝手に義務感に駆られている商店なのでした～

商店拝