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セルフプロデュース!(part1 お葬式を考える)

命あるもの必ず終わる時が来る。
みんな頭では分かっているけど、自分のお葬式を想像したことある人いるだろうか。

最初に断っておくが、普通のお葬式や昔からの慣習を否定するつもりは一切ない。
なので、私の考えに対する否定的な意見も必要とはしていないし、人によって考え方なんて違って当たり前なので「こんなヤツもいるのか!変わってんなー!」くらいの認識で読んで欲しいと思う。

付け加えておくと、昔からの慣習でいいなと思うこともなくはないけど、ほぼほぼ興味がなくて、結婚に関しても結納やら両家の挨拶やら結婚式すらしていないし何なら結婚指輪もないような人間ですw

そんな日本人っぽくない考え方の私が思うお葬式の話。

人生最初のお葬式は社会人になってすぐの祖父の時。その後、祖父母、父、職場の先輩、お世話になった友達の親御さんなど、多分15回くらい参列している。

今までなんの疑問も持たずに参列していた自分が初めて「?」と思ったのが、10年前の義父の葬儀。

当時地元徳島の葬儀では、祭壇の花は白、黄、紫が多かった。
(菊、リンドウ、トルコキキョウ、ユリ、カサブランカなど)
そして普通のお経。他県のことは知らないが、全国それだと思っていた。  

義父の葬儀は広島だったのだが、まずは葬祭場に入ってカラフルな色とりどりの花に驚いた。
季節が夏だったのもあるが、ヒマワリもあったと思う。
そして手渡されたお経が書いてある冊子を見てまた驚く。
お経の最初に「開始音ミ」と記されていたのだ。え?何で音の指定?と思ったのだが、お坊さんが入って来られてまた驚く。(早い話、驚きっぱなしw)

なんと、、、お坊さん2人でお経をハモっていたのだ!
ゴスペルみたいでなんかカッコいいw
不謹慎かもしれないが、大好きだったお父さんをお見送りするのに悲しさより明るい気持ちになった。
棺の中もカラフルなお花に囲まれていて、お父さんではあるけれどディズニーの白雪姫が眠っている場面のようだったのだ。

10年前ではあるが、その時にダンナに「私が死んだらお父さんと同じで色とりどりの花にして欲しい!」って頼んだ記憶がある。
最近は徳島の葬儀もいろんな花を見るようになっているので、広島は進んでいたのかもしれない。お経のハモりは宗派の違いと思われる。

その時に自分のお葬式のお花の注文をダンナにしたまま時は流れる。
仕事にでもしてない限り、普段の生活の中でお葬式について考えることなんてないものね。

そして、再び気になったのが2年前。
オリラジの中田あっちゃんがしくじり先生で「終活」の授業をやっていたのを見た時だ。
自分の記憶だけでテキトーなこと書くのもいけないと思って調べていたら、分かりやすくまとめているのを見つけたのでぜひ読んでみて欲しい。


あっちゃん自身が授業をするにあたって公証役場で遺言作成もしていたし、ものすごく分かりやすい授業だった。

あっちゃん先生は遺言、葬儀、お墓についてを具体例を出して解説。
それをダンナと一緒に見ていたのだが、我が家には子供がいないので「先に死ぬ方はいいけど、後から死ぬ方は突然死はヤバイね!」みたいな話をした。
後のことをする人が誰もいないからw

その時の結論は、、、
とりあえず遺言はいっか!
葬儀は紹介されてた「バルーン葬」がいいよね!
お墓は要らないね!
それだけで終了した記憶。テレビを見ただけの他人事に近い感想。

そして時は過ぎ今年。
7月から毎朝見てる『Vtuber弁護士キタガワ』で遺言相続問題を取り上げているのを見た。(チャンネル登録よろしくお願いします)←宣伝も忘れないw
遺言関連で連続ではないが3つほどあったと思う。

思い立ったらすぐに動くので、7月に早速公証役場にて遺言作成完了。
詳しく書くと超長くなるので中身は割愛w

そして、先週のこと。突然の訃報が入った。
22年勤めていた職場の先輩が亡くなった。

いつも綺麗な洋服でバッチリメイク、黒髪ロングヘアがトレードマークの先輩。
ダンスが大好きで華やかで美人さんで、そしてパワフルな先生だった。

人が亡くなるのは誰が亡くなっても悲しいに決まってる。
ただ自分の祖父母や親の年代の方なら、正直しょうがないかなとも思える部分もある。
今回のように身近な職場の先輩で一緒にいろんなイベントを作ってきた、しかも自分と年代の近い人のお葬式は初めてで、悲しみと共に少し違う感情を持った自分に気づいた。

7月に公証役場で遺言作成したばかりというのも影響しているとは思うが、思い立ったらすぐに動く私が思い立ってしまったのだ。。。

そうだ!

元気なうちに自分のお葬式もプロデュースしておこう(*^^*)


part2に続く...




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