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学校以外の自分の居場所を作ること

学校は行かなくてもいい ――親子で読みたい「正しい不登校のやり方」

この本の筆者の小幡和輝さんのことを初めて知ったのは和歌山にホリエモンこと堀江貴文さんを呼んだ講演会を開催する高校生社長がいると聞いたときだ。

和歌山なら大阪からそう遠くなく、ホリエモンにも会ってみたかったで参加を決めたが、「不登校から社長に」という肩書きは、異例なものというより、社会が決めたルールに従って生きるのができない人が取るべきルートのように思えた。

この本には「居場所作り」という言葉が何度も会いに来てくださって出るが、もし、社会のルールに従って生きていれば、「学校」という居場所ができるが、それが「自分の居場所ではない」という人もいるし、それが大人になっても通用するとも限らない。

学校に行かない生き方を選択したときに、周りの人たちが言うのは「将来どうするのか?」ということであり、筆者やこの本で紹介している、不登校であったが、自分のしたいことを仕事にして生きている人たちに対しても「ラッキーだった1部の人たちだけて」という言い方もされることもある。

しかし、がまんして学校に行っても自分の希望する仕事に就けたり、一生が保証されるわけでもない。

むしろ、子供の頃から、自分の人生を自分で選ぶ習慣をつけておいたほうが、いい人生を送れるのかもしれない。

私の子供の友達には夜遅くまで塾に通っている人も多く、夜、学習塾の近くを通ると、迎えにきた親の車が何台も停まっている光景を目にすることがある。

親の車が多くは「そこまでさせなくてもいいと思うけど、子供のためだから。みんなが行っているから」と、言いながら通わせている。

人とは違う選択をすることは勇気がいるが、自分が自分らしく生きるためには必要なことだと思う。

本当に子供にとっていい進路を選び与えていきたいと考えている。

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