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200万のバックはその人の人生にどれだけ長く寄り添ってくれるのだろうか?

あるタレントさんが、「出産したごほうびに200万円のブランドバックを買った」とテレビで話したことでバッシングを受けているようだ。

ネットを記事を読んだだけだが、そんなことを話したら一般人から反感を持たれることは分かりきっているから、本当に好感度をあげさせるための企画というより、その女性タレントを「いじってからかう」ことを目的に作られた企画のような気がした。

それはさておき「出産という人生の節目に長く使えるものを買う」という考えはとてもいい気がした。

そのブランドのバックなら、一生使えるどころか、親から子供へ引き継ぐこともあるそうだし、子供が20歳になったときに、母親が20年間愛用していたバックをあげるなんて素敵なことだと思う。

母も祖母もブランドバックにはこだわりを持っておらず、バックの贈り物はなかったけど、装飾品や美術品など、祖母の死語に形見分けとして、あるいは母から「これはもう派手になったから」と譲られたものなど、ありがたく使わせてもらっているものある。

それは、亡くなった祖母の愛用品を身に付けるときに特に感じるのだが、単にかつての持ち主を思い出すということ以上に、祖母と私の人生が重なる不思議な感覚にとらわれる。

モノの値段は気にすべきだが、それがどれぐらい長く自分の人生に寄り添ってくれるものなのかはすごく気にすべきだ。

値段にだけ反応した人は、値段でしかモノを見ていないのだろう。

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