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見えない境界線のむこうとこちら

昨日は子供の学校の参観日で、その前に保護者の親睦会でランチを食べに行った。

フルタイムで仕事をしているお母さんの参加は少なく、専業主婦でいられるだけ金銭面でも恵まれた人が多かった。

子供の進路や家事のことには関心があるが、世の中のことは疎く、ライングループをお誘いしても、「ラインをしていない」「まだガラケー」という人もいるぐらい、ネットに対してかなりの警戒心を持っている人もいる。

もしかしたら、私みたいに性を売る仕事をしたり(した過去があったり)、密かに愛人との逢瀬を楽しんでいる人たちもいるかもしれない。

しかし、ここにいる人たちからは、そんな雰囲気は感じられず、お金にも愛情にも困ることなく、順調な人生を送ってきているように思える。

ここにいる人たちと、私が風俗の仕事を通して知り合った人たちは、同じ日本の同じような時代に生まれ育ったが、こんなにも違う人生を歩んでいる。

どちらがいいとか悪いとかではなく、ただ違いがあるということで、でも、見えない境界線のどちらにも「所属」する私は、分離され「知る」機会がないほうが、なまじ触れあうよりいいのかもしれないと感じている。

昨日はおやすみでしたので、有料部分はありません。

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