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大谷選手は青少年|すみれメモ⑦

気のせいかも知れないが、この前、年が明けたばかりのような気がしていたのに気が付けば4月だ。

ワイフの発言を集めたメモもまたさらに溜まってきてしまった。季節も春となり、ワイフの派手な言い間違いや独自言語開発の勢いはとどまるところを知らない。

つい先日も「大谷選手って、青少年やね~」と言うので「それを言うなら好青年では?」とツッコんだところであるが、ふとした時にそれはやってくるので油断してはならない。

別の日には、ピンチから恋愛関係に発展する系のドラマを見て「あ~こういうのってなんて言うんやっけ?釣りバカ効果?」などと言うので、「あ~あの船釣りで大物釣り上げてキャッキャしてるおじさんに恋しちゃうやつ?ってバカ!」というノリツッコミをしようか悩みながらも堪え、「いや、それは吊り橋効果だから。」と冷静に対応した。

またある時は「ピンクフロイドって知ってる?」という問いかけに「ピンクフロイドは分からんけどボブマーリーは知っとるよ。トランペットの人やろ?」と言う。なぜボブマーリーが出てきたのかも分からないが、とりあえず三浦の知っているボブマーリーはトランペットの人ではない。

さて、時にはあきらめも肝心である。ワイフによると天才バカボンの作者は赤塚藤子不二雄らしいのだが、もともと彼女にはよく似たもの同士(?)をくっつけて覚えるところがあり、大変目に余る。「絆創膏エイド(絆創膏+バンドエイド)」「熱ピタシート(熱さまシート+冷えピタ)」などの持ちネタもある。これらは何度訂正しても直らないので最近は諦めてそのまま流すようにした。ワイフもいたって真面目に言っているのでいちいちツッコミを入れ続けるのも馬鹿らしくなってくるのだ。

こんな日々を送っていると段々自分もおかしくなってきて、意図したことと違うことを口走ってしまうこともしばしばある。

東海地方の中高生の遠足先と言えばナガシマスパーランドと相場が決まっているが、ワイフからすればそこは「ナガシマジャンボスパーワールド」とやたら壮大なことになっており、ついつられて「それを言うならナガシマスパーワールドやろ!」と間違った訂正を入れてしまう羽目になるのだ。

今後の活躍にも期待してほしい。

(写真:島根県邑南町のオオサンショウウオに会えるスポット「ハンザケ自然館」にてオオサンショウウオを体感するワイフ)