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誰もが生きやすい社会へ。One step forward to inclusive society.

初めてsoarの活動報告会に参加して来ました。いつも記事を読んでいて素敵だなと思うことが多く、次の記事を読むのが楽しみになる、とても好きなウェブメディア。応援したいという思いから毎月の支援もしている。でも正直、どんな想いがあって初まったものなのか知らなかったし、どのくらいの規模なのかもよく理解していませんでした。

イベントで代表・工藤さんの話を聞いて、soarの成り立ちがどんなものであったのかも知ったし、何よりもどんな思いでsoarの運営をされているのかもわかってますますファンになりました。

私は障がいがあるわけでもないし、病気があるわけでもない、健康で特に生きにくい理由を抱えるわけでもない。それでもsoarの記事にはいつも勇気をもらうし、励まされる。

工藤さんが「自分の病名や症状を検索した人がsoarの記事に辿りついて、自分だけじゃないんだって思うだけではなく、何か希望を持てるような記事にしたいと心がけている」と仰っていて、工藤さんの言うこの「希望」は、病気や障がいの当事者だけでなく、そうでない人たちにも届いていると実感。だって私もいつも勇気をもらうし励まされる。障がいや病気、性別、国籍などの条件関係なく、自分らしく生きている人というのはみんなとても素敵で、その生き方に勇気をもらう。

人はみんな他人に迷惑をかけて生きている。迷惑をかけずに生きられる人なんていない。日本ではよく「迷惑になるからやめなさい」とか「迷惑かけないように」と言うし「ご迷惑をお掛けしました」と謝ることもある。私も小さい頃にそう育ったけれど海外に長くいる間にこの価値観が薄れて、迷惑かけたっていいじゃんという価値観に変わった。(もちろん、あえて迷惑になることをするというわけではない)そして自分の労力を「迷惑をかけないこと」に注ぐのではなく「迷惑をかけられたときにそれを享受できる広い心をもつこと」に注ぎたいと思うようになった。私が長く暮らしていた環境はそうやって成り立っていて、とても心地よかった、生きやすかった。

「自分も人に迷惑をかけて生きて行くのだから、他人の迷惑も受け入れてあげましょう」というインドの教えがある。「soar(ソア)」は【人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく活動】であるけれど、soarの記事って読めば読むほどにいろんなことに対して寛容になる作用を持っていると思う。マイノリティとされる人たちのことはなかなか気づかないし、知らないことも多い。そこに焦点が当てられることで、当事者でない私たちが知ることっていっぱいある。まず知ることが理解する第一歩だし、理解して初めて受け入れることもできる。知らない人から中身の分からないものを渡されても不安だし、怖いし、受け取れない。中身が分かるって大切。そういう意味でsoarは、読み手を寛容にする作用があると思う。

どんな人も自分らしく生きられる社会。

どんな人も生きやすいと思う社会。

そんな社会が素敵。

soarの活動はそういう社会に近づくための活動でもある!と感じた初イベント参加でした。代表の工藤さん含め、スタッフの方たちみなさんキラキラしていてとても素敵だった。これからも応援しています!!

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