森の案内人

著書「木のみかた 街を歩こう、森へ行こう」(ミシマ社)、行った森林や名所は3000ヶ所以上、日本に生えている木の名前と特性はほとんど分かります。街も好きです。https://www.niwatomori.com

「 風致 」

( 前回のつづき )

内宮の境内の対岸の森を歩いていると、気になる所がありました。

木が植えられていたのです。

上の写真の、真ん中あたりに写っている複数の木です。

木は、榊( さかき )でした。

ふと気になったので、ふたたび、五十鈴川に架かっている宇治橋を渡り、

内宮の境内を歩きました。

参道を歩きすすんで、ある所で立ち止まり、

ああ、そうだったのか・・・。

と思いました。

カミサンミミズ

( 前回のつづき )

内宮の境内に広がる森を堪能して、

境内の禊( みそぎ )の場とされてきた、五十鈴川( いすずがわ )沿いへ行きました。

対岸にも森が広がっていたので、宇治橋を渡って対岸へ行ってみました。

対岸から眺めた内宮の境内は、まさに「 森そのもの 」でした。

五十鈴川に沿って車道があったので、すこし歩いてみることにしました。

ときおり見える五十鈴川の水面を眺めると、

澄ん

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一位樫の森

( 前回のつづき )

外宮( げくう )につづいて、内宮( ないくう )へお参りをしました。

鳥居から、五十鈴川( いすずがわ )に架かっている、宇治橋( うじばし )を渡りました。

伊勢神宮の内宮は、全国の神社の中では、めずらしく右側通行になっています。

五十鈴川が右側にあるために、そこでの禊( みそぎ )が、滞りなく行われるようにされたためです。

さすがに、現在の日本の総氏神とされる

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森と水

( 前回のつづき )

鳥居の向こうには、

雄大な空間が広がっていて、

豊受大御神( とようけのおおみかみ )がお祀りされている、外宮の御正宮( ごしょうぐう )の宮殿が、4つの垣根に囲まれて建っていました。

豊受大御神は、米作りをはじめ、衣食住すべてに関わる産業の神様です。

日本古来の建築様式と伝えられている、唯一神明造( ゆいいつしんめいづくり )とよばれる神殿は、垣根に囲まれて全容が

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生えている場所によって

三重県、伊勢神宮へお参りに行きました。

伊勢神宮は、正式にはどの神社のことを指すのかというと、

御正宮( ごしょうぐう )とよばれる内宮( ないくう )と外宮( げくう )を頂点として、14の別宮、109の摂社( せっしゃ )・末社・所管社を合わせた125社を、すべて合わせて伊勢神宮といいます。

ちなみに伊勢神宮の正式名称は、伊勢という名前を省いた「 神宮( じんぐう ) 」といいます。

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たった半日だけ

森を歩いていると、

地面に、いくつもの白い花が落ちていました。

見上げると、

夏椿( なつつばき )が、白い花を咲かせているのが見えました。

夏椿は、樹肌はなめらかで、まるで迷彩模様のように見えます。

北陸地方では「 さるすべり 」と呼ばれている地方もあります。

次の日、京都市にある禅寺、大徳寺( だいとくじ )へ参観しました。

松が整然と生えている広大な境内を歩きました。

10分

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