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JAGMO幻水オケコンに行ってみた。

2019.8.10にサントリーホールで行われた、『幻想水滸伝×JAGMO Orchestra Concert Tour vol.2』の、レポというか感想のようなものです。

※以下、『幻想水滸伝』は幻水と略します。各シリーズタイトル略称は出てきたときにカッコ書きで略称を振っています。

前置き~ゲームタクトと幻想水滸伝~

まず、そもそも何故私が今回このコンサートに行くことになったのか。

きっかけは、私が参加した『東京ゲームタクト2019』にさかのぼります。

このコンサートでは『幻想水滸伝2』(幻水2)からメドレー形式で8曲(上記リンク先参照)、アンコールで同じく幻水2の人気曲『gothic Neclord』を演奏しておりました。ええ、合唱も出番ありましたw

この時の合唱メンバーに、幻水シリーズのファン(有識者)がおりまして。リハ後の飲み会で彼女と一緒になったところ、

「幻水はいいぞお」「1と2がvitaで遊べるぞぉ」

…布教されちゃったわけですね。

そこから合唱メンバーで1と2を始める人続出。

話題についていけなくなることを恐れた私も、1と2に手を出して、

1は平成最後の日にクリアしましたw

(2はまだ物語が本格的に動き始めてすらいない、ごめん、ちゃんとやる)

そんな中発表された今回のコンサート。聞けば昨年も開催されて、

演目の中の交響組曲『幻想水滸伝3』(幻水3)に関しては、「推し」こと八木遼太郎さんが編曲されたそうじゃないですか!

そして、今回も演目に幻水3が入っている。幻水3が入っているのは8/10。

もしや、と思った私は、一般発売初日に昼夜通し券をゲット。昼夜どちらに幻水3が入っていてもいいように、万全の態勢で向かったのでした。

開演前

物販開始予定時刻の1時間前に到着。

炎天下の中並ぶのかしら、と思ったら、正面入り口の右側サブエントランスに物販待機列形成。これは本当にありがたかった。

首尾よく当日公演パンフを入手し、その場で確認。

推しの名前と写真が、載っている!

だが、パンフレットには誰がどのプログラムを編曲したかは、書かれていない。あとは耳で判断するしかないのか。

昼の部前半~序曲&未プレイだけど神アレンジ!・幻水3~

プログラムは、昼夜共通の序曲『幻想の世界へ』からスタート。

こちらは、幻水シリーズナンバリング作品のOP曲と、シリーズ通して使用されているメインテーマモチーフをメドレー風にアレンジして1曲にしたもの。舞台後方に設置されたスクリーンで各タイトルのOPムービーが流れていて、客席を幻水の世界へ誘います。

昼の部前半は、交響組曲『幻想水滸伝3』(幻水3)。今回の一番のお目当てはこれ。

…神でした。

…今回のバージョン、編曲したのはどなたですかーーーーーーーー!?

いや、分かっているんですよ。去年、3の編曲をやったのが(以下略)。

ただ、前述の通り、パンフに編曲クレジットがないため、確かめようがないのだ。

確かめようがないものを、ここに書くわけにはいかない。

とはいえ、スクリーンにゲーム映像が流れていたことで、未プレイでも楽しめたし、初見でも大体理解できた。(スクリーンの映像の件は後述)

その映像の中で、尊い関係だなぁと思った作中キャラが、上のつぶやきでも述べたルックとセラのふたり。このふたりをピックアップして宝塚で舞台化してもいいのですが、いかがですか有識者の皆さん(個人の感想です)。

昼の部後半~あの感動再び!幻水1~

昼の部後半は幻水1(『幻想水滸伝』)。クリア済だったので、思い出が脳内を駆け巡る。最後、ED曲が来たときは、クリアして初めてその曲を聴いた時の感動が蘇ってきました。

幻水1のED曲『Avertuneiro Antes Lance Mao~戦いは終わった~』。すべての戦いの終わり、新たな治世の始まり。最後の戦いのあと、行方知れずになった者(続編で再登場するけど)。戦いの終わりを見届けて永眠した主人公陣営のブレーン。戦いは終わっても、歴史は続く。

その時の雄大さというか、すべてを包み込む、俯瞰する。そんな感じがあったんです。まさにラストにふさわしい。

夜の部前半~未知の領域・外伝1・2~

夜の部は昼と同じ、序曲『幻想の世界へ』からスタート。

夜の部前半は『幻想水滸外伝』シリーズのvol.1とvol.2(外伝1・2)。

未プレイどころか、アーカイブがないらしいので、もうこの感想しかなかった。この2作に関してはスクリーン映像も、ゲーム内映像ではなく、黒背景に曲目だけのシンプルなもの。これもこれでまた、佳き。

で、この時に感じたこと。

ここで発した「音楽は音楽で単体で楽しめる派」の話は、長くなりそうなので後日改めて。忘れてたら誰か言ってくださいませ。

あと、「どこかでまとめて吐き出したい」の「どこか」とは、ここですw

夜の部後半~個人的現在進行形・幻水2~

ハイ、夜の部後半は『幻想水滸伝2』(幻水2)でした。

現在進行形の為、スクリーン映像で盛大にネタバレ爆弾を喰らいました。

だが、これはこれで私は平気。ネタバレをくらっても、面白そうと思ったらプレイするし、細かいところで刺さることもあるから。

(このネタバレ論争は、我が家で夫婦喧嘩、もとい夫婦討論になったので、忘れてなければ後日ネタにします)

この幻水2のラストも、ED曲。これもまた、前作(幻水1)と同じく、雄大な時の流れを思わせる、万感の1曲。これ、実際にプレイして聴いたら、泣くかもしれない。

このED曲で、公演全体のスタッフロールが流れるサプライズ。推しの名前を発見してニヤニヤしちゃったw

アンコールについては場外掲示による曲名表示もなかったので、省きます。

全体総括(含・スクリーン映像の是非について)

全体としては、スクリーン映像のおかげで、未プレイ分含めて全体の理解ができた。おかげで、というよりも「助けを得て」の方が適切かもしれない。

幻水3は、各パートにおいしいところを受け持ってもらう、いわば「ソリ」の形で、見せ場を配置していった印象。全体の調和。その調和が温かさを生んでいた。

それ以外の楽曲に関してはソロあり。幻水1の時の「チェロ一本でネルクロード」は神業だったし、ほかにもいろいろ。ここは昨年のCD(演奏に関しての評判はアレらしいが)を入手して、復習する予定。いつになるかは分からない。密林のカートには入れた。

で、最後。スクリーン映像の是非について。

結論から言うと、私は、「あってもなくてもどっちでもええ」派です。

今回の私のような、プレイしたことがない、なんなら動画で予習もしてない、全く予備知識のない作品がある場合。この場合は、スクリーンにゲーム映像を流していただけると、演奏している楽曲の理解の助けになる。

が、人によっては、

・映像があるとそっちに意識を持っていかれて、音楽そのものを楽しめない

・あくまでもメインは奏者・演奏だ

という方もいらっしゃる。

※実際、今回のコンサートのツイッター上での感想は、この「人によっては」2点の内容も散見されている。

どちらの意見も理解できる。

ただ、それに関しては、いちいち目くじら立てる必要はないんじゃないかなーと。人それぞれ、楽しいところを重視して、思い出にすればいいと思うの。

というわけで、JAGMO幻水オケコンレポ、以上、終了!

おまけ

今回のマエストロ・佐々木さん、なかなかイケメンでございました。また見たい。


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