私は目を覚ますために起き抜けにシャワーを浴びていますが、最後の30秒間は冷水にしています。

冷水シャワーを浴びるようになったきっかけは、4年前に家のガスが使えなくなり、秋から冬にかけて冷水シャワーしか浴びれない時期が半年ほどあったからです。

当時は、手から、腕、足、膝、頭の順に冷水をかけていくと、身体が慣れてきて、洗髪が終わる頃には寒さは感じなくなっていました。浴槽から出た後は、体がポカポカし始めて、頭もスッキリでした。

ガスが使えるようになってからは、温水シャワーを浴び始めましたが、冷水の爽快感が忘れられず、今は最後の30秒だけ首、背中、腰にかけて浴びています。

さて、第一回目の投稿は、健康とウェルネスの専門サイトであるHealthlineより冷水シャワーのメリットをピックアップしました。

① ストレスに強くなる

水療法（ハイドロセラピー）は、何世紀にもわたる健康治療法です。私たちの体は、厳しい環境に置かれるとそれに適応しようとする性質があります。
水療法を続けていくと、体はストレスに強くなっていくのです。どのような症状に対しても効くわけではありませんが、症状の緩和や全般的な健康状態の改善に役立つ可能性があります。

② 幸福感を感じる

米国疾病対策予防センターによると、うつ病は米国成人の少なくとも10パーセントが罹患していると言われています。うつ病のホリスティックな治療法として人気を集めているのが、水療法（ハイドロセラピー）です。冷たいシャワーを最大5分間、週に2～3回浴びると、うつ病の症状を緩和する効果があることが臨床試験で示されました。幸福ホルモンと呼ばれるエンドルフィンが分泌されて、幸福感や楽観的な気持ちにつながります。

③ 痩せやすくなる

肥満の人が他の生活習慣を変えることなく、単に冷たいシャワーを浴びて体重を減らすことはできませんが、週に2、3回冷たいシャワーを浴びることで、代謝の向上に貢献する可能性があります。冷水が特定のホルモンレベルを均一化し、胃腸系を癒すことができることから、冷たいシャワーが体重減少につながる能力に追加される可能性があります。

④ 血行が良くなる

人間の体温より低い水を体に当てることで、体は、体温を維持しようとする働きにより血液の巡回が良くなるため、血行が良くなり、肌の調子が良くなります。
体のある部分の温度を下げることで、その部分により速く温かく新鮮な酸素を含んだ血液が送られるため、回復を早めることができるのです。
血行不良の人、高血圧の人、糖尿病の人たちにとっては、血液が体内をより速く移動するようになるため、冷水シャワーが有効のようです。

⑤ 免疫力がアップする

冷たい水が血流に乗ると、白血球が刺激されます。つまり、冷たいシャワーを浴びることは、風邪やインフルエンザなどの一般的な病気に対する抵抗力を高めることにつながるのです。
冷たいシャワーを浴びることで、ある種の癌に対する抵抗力を高めることができるという結果もあり、また、オランダで行われた臨床試験では、冷たいシャワーを浴びた人は、仕事を休むことが少なかったことが示されています。
手術やその他の病気の治療を控えていて、免疫力の低下につながる可能性がある人は、準備のために冷たいシャワーを浴び始めるとよいかもしれません。

⑥ 注意点

冷水シャワーは、従来の治療法を補うものとして使用されるべきであり、代替物ではありませんので、下記に留意する必要があります。

⚫︎ 精神的健康のために薬物を服用している人は、代替療法を優先して薬物を突然中止してはいけません。
⚫︎ 長期にわたる臨床的うつ病、双極性障害や境界性パーソナリティーの診断を受けている人は、医師が処方した薬の代わりとして冷水シャワーを使ってはいけません。
⚫︎ 体調が悪いとき、退院したばかりのとき、その他免疫力が低下しているときは、冷水シャワーを試すのは待ってください。
⚫︎ 冷水シャワーの習慣はほとんどの人にとって有益ですが、慣れるまでに時間がかかります。
⚫︎ 慣れるまでの過程で、体に負担がかかることがあります。

まとめ

冷水シャワーを浴びる理想的な方法は、その習慣に慣れることです。
まずは、いつものシャワーの最後に、ゆっくりと温度を下げることから始めてください。深く呼吸をすることで、心の中の不快感を減少させることができます。

しばらく続けてみると私のように体調の変化に気づいてくるかもしれません。

冷水シャワーが、みなさまの健康維持に繋がりましたら、私はとても嬉しく思います。

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