水族館のある風景
昔々のお話です
ある日私たち家族は水族館へやってきました
例えば旅行に行った先に水族館があれば予定になくても寄ってしまうほどに水族館は大好きなのです
そして今回の場所は大阪の海遊館です
今日も今日とてとある水族館の一番大きな水槽の前、いろんな魚が泳ぐさまを見ていると一人の子供が駆け寄ってきました
その子は大水槽を見上げて大きな声で
「わぁ~すご~い。ママ、このお魚食べられる?」
「なんでやねん」聞こえないほどの小さな声でツッコミました
その時ふと思ったのです
ひょっとするとこの子はママと一緒にスーパーに行ったり、家庭の食卓で魚を見ることはあっても、それは切り身の魚ではないのかと
魚の名前はもちろんのこと、食べられるか食べられないかなど判断する術を持たないのではないのかと
ママらしき女性が子供に追いつきました
「このお魚はイワシっていうのよ」
「イワシ?」
「そう昨日食べたヤツね」
「なんでやねん」
こういうのを親が親なら子も子だ と言うのでしょうか
知らんけど
ところでイワシの群れは右回りが多いそうです
またリーダー格はいないと言われています
見事な統率力だと思うんですけどね
こんなこと知ってましたか?
よく考えれば魚本来の姿、その名前、食べられるかどうかなど私もほとんど知りません。
今度水族館へ行くことがあれば「これ食べられる」ってどなたかに聞いてみましょうか。
ボケだと思われるかなぁ、それとも惚けてると思われるかなぁ・・・。
Mr.ランジェリーさま よろしくお願いいたします
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