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15分で1週間を振り返るために、私が意識している「型」と「3つのルール」

今日は土曜日ですね。今週はどんな1週間でしたか?

私は1週間の終わり、日曜日になると、その週の振り返りを必ずしています。

もう8年前でしょうか?社会人2年目に「週次レビュー」という言葉に出会ってから、1週間の振り返りは日常の一部になりました。

特にNPOの経営者になって、上司や先輩からのフィードバックがもらえなくなってからは、この振り返りの時間だけが唯一自分の成長(失敗)を確認でき、ずっと大事にしてきました。

大事にする...と言っても、時間をかけているわけではありません。むしろ時間はできる限りかけないようにしています。なぜなら、休みたいから笑。

今回は、そんな面倒臭がりな私が8年以上続けることができた1週間を振り返るちょっとしたコツをご紹介します。

型のない振り返りは、振り返りにあらず

そもそも振り返りとは、一体なんでしょう?

私は「比較」だと思っており、1週間の振り返りであれば、前の週からの「変化」を確認して、翌週のヒントや改善すべきポイントを掴むことが、最終的なゴールです。

もちろん1週間の達成度を測ることも大事です。ただ、その1週間が良くても、翌週悪化してしまえば意味はなく、前の週からなぜ変化が生まれたのか分析し、比較することで未来を予測することが振り返りの醍醐味だと私は考えます。

だからこそ、「型」がとても重要になります。同じ様式で振り返らないと、前の週からの変化をはっきり掴むことができず、翌週の着地点も「型」を通じて解像度をあげることができます。

《型のない振り返りは、振り返りにあらず》

これは社会人になって間もない頃、ライフハッカーな先輩方から教わった言葉ですが、ご存じなかった方はぜひ心に刻んでください。

3つの「〜しない」ルール

もう一つ振り返りをするときに大事にしているのが「何をしないか」です。

休日で時間に少し余裕があるとあれもこれもしたくなりますが、気づいたらあっと言う間に夕方になり、さらに振り返りをしたら気分が沈んでしまった、なんて経験のある方もいるはず。そこで、私は3つの「〜しない」ルールを設けています。

【1】頑張り過ぎない(時間をかけない)

まずは時間意識です。冒頭でも紹介しましたが、私は30分以上時間をかけないと決めており、今年は仕事の振り返りを15分で、noteの記事化に15分という時間を決めています。

大事なのは上限の時間を決めてしまうこと。そうすることで、強制的に頑張ることができなくなり、効率が上がります。

そして短時間で振り返るためには「型」がとても重要で、noteの記事も日曜日は以下のように見出しを最初に決めています。

大きな出来事
学んだこと
今週書いたnote
来週に向けて

こうやって事前に見出しまで決めておくことで、何をどう書くかで迷わず、15分で記事を書き切ることができます。

【2】反省し過ぎない

先週はとても反省すべき点が多く、週次レビュー記事でも「大きな出来事」でそのことについて触れているのですが、反省し過ぎないようにしています。

これは個人差があると思いますが、私の場合、反省し過ぎるとと気分が落ち込んで仕事のスピードが下がってしまうため、ある程度反省したら次に切り替えるようにしています。

ただ、心配性で、もともとネガティブな思考の強い人間なので、何も考えずに振り返りを進めていくとどんどんマイナスの方向に向かってしまいます。

そこで考えたことが「自分を褒めるポイント」を作ること。これは大きな出来事や学んだことでも意識していますし、「今週書いたnote」というパートは、毎日更新しているnoteを貼るだけで褒められたような気分になります(単純ですね...)

ブログやTwitterのように誰かに見える媒体で自分を褒めるのは少々恥ずかしいですが、次の週に向かって良いスタートを切るための儀式だと思って、恥ずかしさを乗り越えていきましょう。

【3】ネガティブに終わらない

「反省し過ぎない」とほとんど同じですが、最後は必ずポジティブな言葉で終わらせるよう意識しています。

そんなこと意識しなくても...と思うかもしれませんが、私はこう決めておかないとポジティブな言葉でなかなか締めくくれません。

「XXXを反省します」や「〇〇〇を改善します」という言葉は、あまりマイナスに聞こえないかもしれませんが、これだと反省点や失敗が頭に浮かんでしまい、それが引っかかって足取りが重くなってしまう...なんてことも以前ありました。

だから、最近はシンプルにしました。

「それでは、来週も頑張りましょう!」

これで十分です。自分なりに気持ちが前向きになるスイッチのような言葉を一つ持っておくだけで、週次レビュー終わりの感情をある程度コントロールできるようになります。

普段のブログではできる限り「よかったら、ぜひご一緒に」と締めくくりますが、週次レビューは自分を鼓舞するためにも「それでは、来週も頑張りましょう!」という言葉を意識的に使うようにしています。

最後に

いかがでしたでしょうか?

細か過ぎると思った方もいるかもしれませんが、これだけ決めておくと、1週間の振り返りが短時間で終わるようになります。

なかなか週次レビューが続かないと言う方は「型」や「ルール」を決めきれていない印象があり、1週間の振り返りがなかなかできないと言う方は、これを機会に一度仕組みを考えてみてはいかがでしょう?

私はこれからも「型」や「ルール」を意識しながら、1週間の振り返りを楽しもうと思います。

よかったら、ぜひご一緒に。


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