心に刻まれる合宿と余白の必要性
1年に1度のe-Education職員合宿が始まりました。
東京を離れ、非日常の中でみんなと共に過ごす時間は大好きな時間であり、今年もワクワクしながら初日を迎えました。
ここまで準備してくれた仲間たちに心から感謝しつつ、合宿のデザインについて少し思うことを記事にできたらと思います。
合宿でよくやってしまいがちな失敗
今年で3回目となる職員合宿。毎年新しいメンバーが加わってくれていることが嬉しく、プログラム自体もどんどんブラッシュアップされています。
今年は今まで二泊三日だったプログラムを、三泊四日に変更しました。一番の理由は、3日のプログラムだと初日から最終日まで予定がカツカツに入ってしまうことが大きな課題でした。
1年に1度しかない合宿だからこそ、みんなで話し合いたいことは沢山あります。ただ、それをやりきろうとすると、日常の延長戦になってしまい、非日常をみんなで楽しむ時間が減ってしまいます。
だからこそ、今年は三泊四日に変更し、合宿の中に「余白」を随分と作りました。
非日常における「余白」の必要性
以前、経営について思うことを記事にしました。
こちらの記事でも紹介した、ある不動産オーナーの話を改めて紹介します。
不動産のオーナー経営者の友人がいてね、彼の考え方がすごく面白くて。労働集約型なビジネスが多い日本では、どうしても働いた分だけ報酬をもらうのが一般的だけど、彼は「物件が美しいこと自体が価値だ」という考えを持っていた。だから彼はとにかく美しい物件を探すことに注力していて、出版会社もそうであるべきじゃないかなと思う。売れる本をつくるんじゃなくて、美しい本をつくる。美しい経営をする。すごく大事だよね。
この言葉を合宿に当てはめると「合宿という非日常をみんなで過ごすこと自体が価値」であり、極論を言えば、なんのプログラムもなくてもきっと非日常をみんなで一緒に楽しむことができる、そんなことを思うようになりました。
だからこそ、今年の合宿は「余白」をいっぱい設けることにしました。
最後に
すでに1日目のプログラムを終了しましたが、プログラムは(案の定)後ろ倒しで進みましたが、それでも一緒に語り、一緒に笑う時間をいっぱい楽しむことができました。
今年の合宿はこの「余白」の時間を大事に、どこを目指すかだけでなく、どんな旅にしたいか、みんなと一緒に楽しく話し合えたらと思います。
みなさんも合宿を企画する、もしくは運営する機会があれば、ぜひご参考に!
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