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レポート:第二回プラバース編②

過去の上映会の様子をご紹介します。

”魅惑のテルグ映画"の第二回目は、第一回目に引き続き『バーフバリ』で主人公バーフバリを演じたプラバース(Prabhas)さん特集でした。

開催日:2019年4月6日
場所:SKIPシティ 映像ホール

前回に引き続きAさんによるレポートです。

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「魅惑のテルグ映画」第二回目、プラバース編。
「Billa」「Mr.Perfect」の二本立てでした!!
今回もファンモード全開でお送りします。

と、レポのまえに。
第一回目と第二回目に作製したあらすじの小冊子について、少しご紹介しますね。

これは旧作上映という初の試みを赤字覚悟で快諾してくださったインドエイガさんに、
なにか少しでもお返しできることはないか?
と考えて作ることにしたものです。
基本的に英語字幕での上映のため、各作品の字幕を和訳し要約しています。
さらに何日も寝る間を惜しんで協力してくださった、素晴らしいイラストや監修の方々のおかげで完成しました。
そんな熱い思いのこもった冊子を、多くの方がネットプリントして読んで褒めてくださったのが本当に嬉しかったです。上映会のよい記念にもなりました。

さて当日。またしても駐車場からすでに漂う、ヨダレが出そうなカレーの香り……。
あれ、今回はお弁当のはずでは??と思いつつ4階に上がってみると、
なんとビュッフェにしてくださっていました。
前回と同じ、シリバラジさんにご挨拶しつつ、
目は美味しそうなカレーに釘付けです。
あまりに物欲しげな顔をしてたんでしょうか、シリバラジの皆様が「味見してもいいですよ!」とおっしゃる......。
いやいやいや我慢しましたよ!?いくらなんでもね!?そんな図々しいことは....死にそうなほど味見したかったけど我慢しました……。

今回の1本目「Billa」はフィルムをデジタル化しての上映でした。
過去の作品は上映年が古くなればなるほど入手困難で、字幕が付いているものも減ります。
手を尽くし時間をかけて、字幕入りの高画質な映像を探してくださるインドエイガさんのご苦労に、毎回深く感謝感激しています。

そんなわけでまずは、まさかの「Billa」!
Billa、孤独で非情で哀れでかっこよかった!!一方のRangaはものすごくかわいい!!
彼になら、ニワトリになって追っかけられて食われてもいい!!!食われたい!!(?)
これでもかとウエストを絞ったスーツを何度も着替えるプラバースさんのあまりのかっこよさに、思わず「ええ目の正月やあああ!」と心の中で叫ぶ私。
何度もリメイクされてきただけのことはある、大娯楽作でした。
メインのヒロイン、アヌシュカさんとはまたまた最強の長身美男美女コンビぶりをみせつけてくれます。みんな大好きスッバラージュさんも、スーツにサングラス姿が似合ってとても素敵でしたー。ああ、またいつか観たい!

休憩中のおやつはサモサとチャイです。
偶々隣り合わせた人と感想を言い合いながら食べました。これがまた、おいしいんです!

2本目の「Mr.Perfect」は、デビュー以来ずっと皆に愛されるヒーローを演じてきたプラバースさんにとって、新境地を開いた作品ではないでしょうか。
周囲からはなかなか理解されない、自分勝手に見える主人公。
自分を偽れない、曲げない彼が海外と母国での生活のはざまで葛藤しつつも成長していくさまを、細やかな演技で見せてくれました。
スクリーンいっぱいに広がる南インドの美しい農村風景や、結婚式やお祭りなどの日常行事も色鮮やか。こんなに自然描写も美しい映画だったんだなと改めて気づかされました。

それにしても、なんでプラバースさんはあんなにスクリーン映えするのでしょう。
何度も昇天しかかりました。
前回同様、あらすじを書くにあたり何度も何度もDVDを観たのですが、スクリーンで観るのとはまったく別物でした。
たとえば、Billaの最期。
たとえば、Vickyが独り悩むシーン。
演技の細かさや繊細さが遥かにはっきりと伝わった気がします。
楽しいシーンは楽しいシーンで、また何十倍にも楽しく感じられますし!

そして今回最大のサプライズ。

両作品の監督からのメッセージ!

こんな嬉しいことあっていいんでしょうか!?
お二人とも、日本語まで話してくださいました。私たちのために練習してくださったんですね……感激です!!ありがとうございます!!!

Dasaradh監督のメッセージ

Meher Ramesh監督のメッセージ

Dasaradh監督とMeher Ramesh監督の素敵なメッセージを翻訳していただいたので転載します。

実は今回、プラバースさん側に画像の使用許可をいただき横断幕を作ってみました。動画をちょっとだけ載せますね。

同じ気持ちの皆さんと一緒に観られて、最高に幸せでした!

(最後になりましたが、この2回のプラバース編の
冊子の見事なイラストを描いて下さったカヤタさん、まるにこさん。
監修してくださった印度映画広報委員会中野支部さん。そして翻訳のセシリアさん。
陰で見守り、助言をくださった皆様。本当にありがとうございました!)

次はあの「アンビリーバブリーハンサム」をスクリーンで観られるようです。
とっても楽しみです!!

(A)

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魅惑のテルグ映画 第三回は「ラーナー・ダッグバーティ編」です!

Krishnam Vande Jagadgurum(クリシュナム ヴァンデ ジャガドグルム)』
Nene Raju Nene Mantri(ネネ ラジュ ネネ マントリ)』を上映いたします!

見出しイラスト:©︎ 2019 kayata ( Twitter )

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