必ず成功する就職活動
「就活」と略して呼ばれることが多いのかもしれませんが、就職活動に悩んでいる人の相談を何度か聞いていて、僕の体験談から話をさせて頂いたことを書いてみます。
なぜうまくいかないのか
知らない人同士だからです。
採用する側も採用される側もお互いを知りません。
だから、相手を知るための時間が必要なのですが、みんな同じタイミングで採用されようとするので一人一人に十分な時間を作ることができません。
そこで、誰を選ぶかというタイミングでそれっぽい指標で比較するしかないのです。
これは採用される側だけでなく、採用する側にも大変過酷な作業です。
誰を採用するかは、時に会社の運命を左右します。
どうすればいいのか
アウトプットすることで知ってもらう
先程、知らないからうまくいかないと書きましたが、ではどうすれば良いかというと知ってもらうための行動をすることになります。
知ってもらうと言っても採用担当者に直接アプローチして知ってもらうというのではなく、自分の活動や特技、考え方を何かの方法でアウトプットするのです。
自分は何ができるのか、何をしているのか、どんな考えを持っているのかを他の人がわかるようにします。
また、過度に自家広告するのではなく、他の人が自分と会いたいと思ったり、他の人に紹介したいと思ってもらえるように仕向けます。
とりあえずアウトプットするところから始めるのですが、無価値のままでは意味がありません。
常に自己研鑽し、改善を繰り返し、アウトプットするものの価値を高める努力をします。
広い年代・立場の人と交流する
自分と同じ年代や立場の人と交流するのも大切ですが、広い年代の人や様々な立場の人と交流することでわかることがたくさんあります。
価値観の幅を広げて、一般的に正しいと言われていることが本当に正しいのかを疑う思考力、検証できる環境、説明する力を身につけておきます。
そうすることで相手を認めつつ、自分の立ち位置を確立することができるようになります。
就活は今から始める
就職活動は高校3年生や大学3、4回生など就職時期が近くなってからするものだと思っている人がいますが、就職活動は今すぐ始めるべきです。
ただ、ここでいう就職活動は上述の「アウトプットすること」と「広く交流すること」を指します。
採用試験直前にいきなりアウトプットを始めたって手遅れだし、急に広く交流しようと思ってもできるものではありません。
今すぐ、何かアウトプットし、広く人と交流することを始めます。
失敗する
学生の時にやっても被害が少ないものの代表的なことは「失敗」です。
失敗はチャレンジするからこそ得られる経験です。
大人がチャレンジして失敗すると結構ダメージが大きいのですが、学生時代の失敗には大きな価値があります。
そして、失敗しても諦めないで下さい。
何度でも成功するまでチャレンジして下さい。
チャレンジを繰り返す過程で様々な気づきや学びを得て、深みがでます。
失敗でしか得られないものを持っている人は失敗でしか得られないものを持っている人を感じることができます。
社会人になってもチャレンジを続けている人は、あなたがチャレンジしていることを感じてくれます。
あえて語弊を恐れずにいうなら、それがわからないような人が採用を担当するような会社には入らない方がいいかもしれないです…入社した後に苦しむ可能性があります。
ただ、学生の失敗には価値があるとは言ってもやってはいけないことはありますので、それはしないで下さい。
そしたらどうなるのか
声がかかります。
「うちに来ませんか?」「弊社で働いてもらえませんか?」と誘われます。
「よろしくお願いします」と選んでもらう立場から選ぶ立場になります。
もちろん、選ぶ立場になったからといって「入ってあげてもいいよ」なんて態度をしてはいけませんよ。
「入って下さい」とお願いされているのに就職できない可能性が出てきます。
もしくは就職しないという選択肢も出てきます。
起業するという選択肢が出てきます。
僕が学生時代にこれを知っていたら、学生時代に起業するだろうなと思っています。
僕が就職してすぐにこれを知っていたら、もっと早く起業しただろうなと思っています。
ただ、僕が学生時代に知っていたとしても起業するのは難しかったかもしれません。
今、とても良い時代になりました。
とてもチャレンジしやすい時代になりました。
学生の皆さん、頑張って下さい!
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