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【イベント当日編】初めてオフラインの同人イベントにサークル参加したよ


きたる3月17日。
HARUCOMICCITY32(通称「春コミ」)が開催され、そこでサークル参加を果たした。

ちょっともうマジでめちゃくちゃ楽しかった。
その時の感想を書きなぐると共に、
「今後こうしよう!」と思った部分もあったので、
相変わらず身内向け&備忘としてここに書いていこうと思う。

前回までは、【イベント準備編】ということで、
サークル参加からイベント前日までにやったことなどをつらつら書いていきました。

前回の記事はこれです⬇

今回はイベント当日の話をしていこうと思います。

前回は原稿作成などの準備に使ったアプリや、上手くいったこと&いかなかったことの備忘録的な内容が多かったが、今回は単純に春コミのレポートと、感想文めいたものが多めになるはず。



1. 起床、出発〜目的地へ


朝6時前ほどにアラームで目覚める。

前回の記事でも書いたが、前日は山梨を遊び散らかしていた。帰宅して就寝したのは夜0時頃。
前々日と前前々日に飲み会もあり、ただでさえここ数日あまり眠れてない。

めちゃくちゃ眠い。

前日のうちに荷造りはしておいたので、あとは自分の準備だけすればOK……多分……!
キャリーケースを持っていない(実家に置いてきた)ので、普段登山用に使っているザックに色々と詰め込んだ。登山用のグッズはどれも機能性抜群で優秀だ。私の持っているザックも、50kgくらい入る。

バッッッチバチに化粧をしているうちに、徐々に目が覚めてきた。何とかいけそうだなと思いつつ、なんやかんや化粧に時間かかって家を出る時間が遅くなった。

まあ、なんとかなるやろ…… 


向かっている間、Twitter(新X)のタイムラインを確認しつつ、他のフォロワーの動向も眺める。
そんな中、ツイートの中に「差し入れ」という単語を発見。


…………やっべえ

差し入れ買い忘れた……


前回の記事でも書いたように、忘れ物がないようチェックリストのアプリをインストールして管理していたのだが、そのチェックリストに「差し入れ」という項目をまんまと入れ忘れていたのだ。

急いで乗り換え時に通りがかるスーパーの営業時間を調べる。朝7時に開店するらしい。
開店まで待つと電車に乗り遅れてしまうが、致し方あるまい……

神奈川県民なので、とりあえずなけなしの横浜土産を差し入れとして購入。ついでに昼飯用の惣菜とお茶を買い、退店。急ぎ乗り換え駅に向かう。

行きの電車の中で音楽を聴きながら、この後東京ビッグサイトに辿り着いたらやることを確認。


行きに聴いていた一曲⬇
寝起きで若干深夜テンションに近い感じだったので、「夜明けランド」というタイトルはなかなかぴったり

 
 東京ビッグサイトの最寄り駅、国際展示場駅に着いたら、まずはコンビニに行く必要がある。

お品書きと値札の印刷をしなければならない。前日に印刷の登録こそしたものの、まだ紙出しできていない状態だ。

……あっ!
今フォロワーさんのツイートで気づいたけど、お釣り用の小銭もいっぱい用意しとかなきゃいけないじゃん!!!!!

割と準備したつもりだったけど、差し入れの件といい結構やり漏れあるな〜……


……なんてことが必ずあるので、はじめてのサークル参加をする際、知り合いが他におり、且つ、イベント参加の玄人だった場合は、予め密に連携を取っておくといい。

印刷や小銭の用意をするにあたり、
「東京ビッグサイト内のコンビニでええか……」
などと考えていたが、フォロワーさんが
「会場内のコンビニめっっっっちゃ並ぶで!」
と言ってくれたので、少なくとも建物内のコンビニには行かずに済んだ。
……なーんてこともあったので……


2. 国際展示場に到着!


なんやかんやありつつも、どうにか駅には辿り着けた。

サークル参加者の入場開始時間は朝8時だけど、これどう考えても間に合わないな〜
……と思ったが、一般入場開始の朝10時までに設営完了しておけばいいと思えば時間の余裕はかなりある。

……っていうか、人多いな!?!!?

大量の女性がキャリーケース引きずって歩いてる……これみんなサークル参加者!?
いや……多分こんな時間から並び始めようとしてる一般参加の方もいるのだろうな。

あ、わずかに男性もいる……

ここに来て、自分の格好が結構浮いていることに気づく。
キャリーケースを引きずる、普通の格好(要するに擬態)をした女性達の中、私は登山用のザックに、アウトドアスポーツウェアブランド、「Columbia」のアウターを身に包んでいる。
今にでも山に登りそうな格好……バックパッカーってことにしとこ……


とりあえず東京ビッグサイト付近のコンビニで、印刷と小銭の生成を行う。

会場の外にも関わらず、コンビニはひどく混んでいた。
やっぱそうか、ここら辺は下調べ不足だな。次回以降は前日のうちにこういうのは済ませておこう……

眠くなること必至なので、カフェイン摂取のためにカフェラテを購入。長蛇の列と化しているレジに並び、お札を出して一気に100円玉を生成。
お釣りはこれで何とかなりそうだ……多分……!

外国人の店員さんが慣れた手つきでレジを回していた。この店舗イベントの度にこうなってんのかな……大変そうだな……と思ったが、本当にめちゃくちゃ慣れた手つきだった。すごい。


コピー機はレジ以上に並んでいる。
やっぱりか〜……考えることはみんな一緒だな。

ここの待ち時間はなかなかのものだった。15分近く並んでいた気がする。どちらかというと、並んでいる時より、自分の番が回ってきた時に、後ろの人達の迷惑にならないよう大急ぎで印刷した時の方が緊張した。

ここでも極力お札を使い、小銭を生成!
財布がパンパンになるほど100円玉を作ることができた。

お品書きも値札も、結構可愛いじゃん!
いい感じいい感じ!

……よし!完璧!!

あとはもう、会場に向かうだけ!


3. 会場へ!


ビッグサイトまでの大きな一本道を、大量の人の群れが波を作って動いている。

いいねえ!大型の同人イベントって感じしてきたぞ!
既にお祭り感満載だ。さすがに目も完全に覚めた。

「サークル参加はこちら」の看板の方に向かってずんずん歩く。当たり前だけど、「一般参加」じゃない方の道歩くの初めて!!!!!当たり前だけど!!! 

通りがかったコンビニは、確かにすんげえ混んでた。これは行かなくて正解だ……


ふと思ったが、
最近のオタクって、擬態が上手い……
以前同人イベントに行ったのは10年以上前になるのだが、その頃に比べて格段に擬態が上手い……

その辺の綺麗なお姉さんが同人誌かいてるんか……
なんかめっちゃ変な気持ちになるな。
明日から電車で見かけたお姉さん全員同人誌書いてるかもって思うことにしよ。

スタッフさんにチケットを渡す。
(ちぎって渡すってことを知らなかったので、随分わたわたしてしまった。初心者感満載でちょっと恥ずかしかった)

そして、自分のスペースのあるホールへ向かう。


うわあ……ビッグサイトだ……

ホールに入った瞬間思った。

いやそりゃ当たり前だろって話かもしれないが、なんかこう……ビッグサイトのホールの中は、独特の空気感があるのだ。
これから祭りやるぞ!本売るぞ!本買うぞ!っていうポジティブな熱意に満ちた空気感だ。分かる!?この感じ!?分かるかなあ!!?

テンションぶち上げだ!!


スペースに向かうと、フォロワーさんは既にいた。
合ってた〜!安心〜!!


3. 設営!


さあ!
それじゃあ早速スペース設営だ!

周りのスペースをチラ見しつつ、「こんな感じかな……」とか思いながら何となくで設営していく。

そんな最中に気がついたが、設営って思ったより自由でいい。

ネットで「設営に必要なもの」を調べると、あれもあった方がいい、これもあった方がいい……と色々書かれている。
確かにないよりはあった方に越したことはないかもしれないが、ここはあくまでアマチュアが趣味で集まる場。売りたいものを売り、買いたいものが買えればそれでいいのだ。

私が特にそう感じたのは「値札」。
ネットだと、値札をデザインして、お洒落なものを置くこと前提みたいな記事を見かけたし、私もCanvaでテンプレートを使って可愛いものを作ったが、別にそんなこと強制ではない。

よく見ると普通の白い紙にペンで値段を書き、三角折りにして値札にしている方もたくさん見受けられた。
でも確かにそれでいいよな、値段がお客さんに分かればそれでいいもんな……と思ったのだ。

一方で、スペースの統一感があるデザインを作るのも楽しいし、それはそれとしていいものだ。
何にせよ個々人の好きにすればよいのであって、「設営の時は〜〜すべき!」みたいなのはあまり考えすぎなくていいのだろう。

後悔しない程度に準備はしつつ、それでも設営は好きにやろう!


そして、自分のスペースの足元には小ぶりなダンボールが置かれている。

印刷所から届いた私の新刊だ!!!

しかも、印刷所の方が直々にやってきて、「問題ないですか?」と声がけしてくれた。
「すいませんまだ中身見れてないです!!!」と返した。これまでの対応でお世話になったこともあり、だいぶペコペコしてしまった。

後ほど、ダンボールを開けて本を確認してみる。


おおーーーーっ!!!!できてる!!!
ちゃんと!本に!なってる!!


……あれ?

なんか、冊数多くない……?
当初の印刷部数の、1.5倍くらいある……

箱の中を見ると、カードが入っており、
「今回予備として〇冊刷っております」との文言。

予備!?
これ全部予備!!?!?
いいの!!?!?
予備を刷ってくれるといってもせいぜい1冊じゃないの……!?


不安になってフォロワーさんに確認をする。
「複数冊予備ってのは確かにあるね、その冊数はあんまり聞いたことないけど……」
そうなんや……!

ええ、どうしよ……ありがたすぎる……

この後、このイベントで売れ残った分は通販に回したのだが、この予備が無ければとっくに完売しており、かなり危なかった。
しまや出版さん、本当にありがとう……!


上機嫌で設営をする。

ザックから色々取り出し、敷布を敷き、ポスタースタンドにお品書きを取り付け、ディーゼルに本を立て……

……本、

…………あれ?

新刊は印刷所が届けてくれたが、既刊が鞄に入っていない。

既刊…………


家から持ってくるの、忘れた…………!!


うわーーーーー!!!!そういえば、
忘れ物をしない為のチェックリストに、肝心の本入れてないじゃん……!?!!?

盲点も盲点。まさか売り物を忘れるとは……

これ、新刊は印刷所から会場まで発送してくれるから良かったものの、そうじゃなかったらヤバかった……
危うく「何も売り物がありません!!」っていう謎のサークルになるところだった……

あまりの衝撃に、
「オワーーーッ!!!既刊持ってくるの忘れた!!」
と思わずその場で叫んでしまった。 

フォロワーさんだけでなく、周りのサークルさんも、「えっそれはヤバい……」みたいな感じでちょっと笑っていた。
あ、ウケた。良かった。 

イベント終了後、音速でチェックリストに追加したぞ!
みんなも気をつけよう!


こうしてできた、私の設営がこれだ!

恥ずかしいので、売った本の内容や
スペース番号は見えないようにしているぞ!
…………。


このホワイトボードは、元々、買い物などで私が席を外した時のために、
「席外してます!」
……的なことを書こうと思って購入したものだ。
こんなことを書くために買ったわけじゃないのだ……

既刊もないから、なんだかちょっと寂しいし……

でも、こんな時のためにコイツがあってよかった!
いざって時に頼りになるので、自立型のホワイトボード、オススメです!(ダイソーにあります)


この後、一般参加のお客さんが通路を通りがかり、
私のこの、ホワイトボードに書かれた文字を見て、
「フフ……ッ」と静かに笑って去っていった。

ウケたみたいでよかった!!!


4. イベント開始!


なんやかんや、設営完了から一般参加入場開始時間まで割と時間が余った。
なので、フォロワーとスケブ交換(尚私はスケブを忘れた)などしたりしつつ、ドキドキしていた。

私がいたスペースからは、ホールの入口がよく見えるが、一般参加のお客さんが大量に群れをなし、入口目の前で待機をしている。

すごい人だ……
熱気も、すごいな……

この日はかなり暖かかった。気温も20度近くある。
結構着込んできちゃったけど、暑いかも……

とりあえず、今のうちにできる準備をして、
そんな最中、リアルの友達(この日売り子をしていた)が差し入れを持ってきてくれたりして、


そうこうしていると、いつの間にか10時になっていた。


突然人間の濁流がホールに入り込んできたので目を丸くしてしまった。足早に通路を過ぎる先頭付近のお客さんに対し、警備員さんが「走らないでくださーい!」と声を張る。

こ、これだーーーーーーっっっっ!!!!!

私の求めていたイベントがそこにはあった。
このお祭り感!浮かれた感じ!
こういうところは10年前と何にも変わってない。
テンション上がるぞ……!!ヤバい……!


イベントも始まったし!ということで、

「あの……本1冊頂いてもいいですか!?」
「あ、はい、大丈夫です!」
「あっ、あの……〇〇さんの作品本当に好きなんです」
「えっ本当ですか!?嬉しいです!」
「これ……もしよかったら、受け取ってください!」
「ええー!ありがとうございますーー!!」

……という茶番を、フォロワーとやり、各々の本を手に入れ、差し入れを渡した。

すごいすごい!
なんか……同人イベントって感じ……!
盛り上がってきたな……!


開始して30分も経たないが、会場も既に熱気で既に熱い……
テンション上がりすぎて、ソワソワする。
隣でフォロワーさんの商品が買われただけで、謎にテンションが上がる。

空気に呑まれる……これが、同人イベント……


そうこうしていると、
「あの、1冊頂いてもいいですか……?」
というお声がけと共に、私の本が手に取られた。


え……っ

……う、売れた…………


テンパりすぎてろくすっぽ対応できなかった。
「エァッ!?……アッ、ハイ、アリガトウゴザイマ……ッア、ネンレイカクニン……ハイッ……ハイッ、カクニンデキマシタ!オテスウオカケシマ……アッ、チョウドデ…………ハァイ、アリガトウゴザイマシタア!!ホントニ!!!」
とかなんとか、こんな感じだったような気がする。


売れるんだ……私の本……


差し入れを下さった方もいた。
Twitterで元々存じ上げている方だったので、購入頂いた際に諸々挨拶をしようと思ったが、これもテンパりすぎてほとんど何も話せず。
(後ほどTwitterで挨拶させて頂きました。その節はありがとうございました……)

正直、「フォロワーさんが買ってくれるし、まあこの際他に買ってくれる方いなくてもノーカンノーカン」とか考えてた。
売れなくても全然いいや!という心持ちだった。

それでも売れるとやっぱり嬉しい。

本を作ったら、ちゃんと売れたりするんだ……
同人イベントって……!!


この辺りから、あまりの興奮で謎の頭痛を発症する。

これに近い頭痛を私は知っている。

以前、結構ちゃんとしたお値段のマッサージチェアを購入した時のこと。
当方IT系の職業ということもあり、連日ひたすらデスクワークが続く。そんな中、このマッサージチェアで1時間以上ひたすら肩周りを揉みほぐし続けた。
その時に同じような頭痛が発生したのである。

ひどく凝り固まった肩や首を解したことで、血流がよくなり、一気に頭に血が巡ったことで生まれた痛みだと思うのだ。

つまり、今回の頭痛も、
頭に血が昇ったことで起きたものだということだ……!

だってめちゃくちゃ顔熱いもん!!火照ってた!完全に!!!


熱が入りすぎて、イベント開始からさほど時間も経っていないのに、気づけばフォロワーと、
「……なんか、疲れたね」
「やりきった……」
など話し合っていた。早すぎるやろ。


ある程度お客さんの入りが落ち着いた後は、
自分も買いたいサークルさんのところへ赴いて、本を購入した。

一部、スペースにいらっしゃらず、購入できなかったサークルさんもいた。
つ、通販のお慈悲を〜〜〜〜〜っっっ!!!!


本を買いに別のホールへ向かっている間も楽しかった。
道行くコスプレイヤーさんなんて久しぶりに見た気がする。

コスプレを見ると、旬ジャンルや人気のキャラクターなども分かってそれも楽しい。
「あ、今回はこのジャンルのオンリーイベントがあるんだな」とか、そういうのも分かる。

ホックホクで自分のスペースに戻り、しばらくただ座ってようやく落ち着いてきた。
14時頃には撤収をしたので、滞在時間は5時間ほどだったが、かなりあっという間だった。


ちなみに、単純に私が興奮していたというのはあるが、そうでなくてもやはり会場はかなり暑かった。
これからの季節、もっとしんどい時期になっていくので、皆さん暑さ対策とこまめな水分補給は欠かさず行おう!


5. イベント終了後


その後、フォロワーと推しジャンルのポップアップストアに行き、散財。

そして、レストランで遅めの昼食を取り、ケーキも食べる。

さらに、カラオケで各々の本を読み、叫ぶ。


……というスケジュールで動いた。
元気だな……

いざイベント当日となると、なんかこう……みんなの作る本の熱量もすごい。
作品の言いたい事の圧が!なんか圧がすごい!

お互いの本を読みながら、
「ウワーーーーーーーーッッッ!!!!」
「ここ!このシーンが!!!」
「うわあーーー!!!最悪!!!(←褒めてる)」
とか叫んだりした。

3時間でカラオケを取ったが、全員の本を読み終える頃には2時間経っていた。


6. 次回に向けて


以上が、今回のイベントのあれこれである。

どうだろうか、オフラインの同人イベントの熱量というか、お祭り具合をちょっとでも感じられただろうか?

大満足の非常に良いイベントではあった一方で、個人的な課題、今後やりたいことも割とある。
まあそもそも、既刊含めて結構色々忘れたしね……

忘れ物などはさておいて、次回やりたいことを最後にまとめておこうと思う。


①無配ペーパー作ろう!


まずはこれだ!
今回は新刊一冊で精一杯だったが、次回は無配ペーパーを作りたい。

これには結構ちゃんとした理由がある。

私はイラストや漫画より小説を書く人間だが、
この小説というコンテンツ、どうしても私のことを知らないお客さんに、会場その場で興味を持たせ、作品の空気感を知ってもらうことが難しい。

これがイラストや漫画だとどうだろうか、作品のストーリー性や漫画の趣味嗜好こそ分からないかもしれないが、本の表紙やポスターを見れば少なくとも絵柄は一発で分かるはずだ。
小説となると、そういったことはどうしても難しい。

そんな時に無配ペーパーだ!
「ご自由にお取りください」として、ショートショートを置いておく。

もし本の購入を迷っている方がいれば、ペーパーだけでも手に取ってもらい、イベント期間中にスキマ時間で読んでもらうことが可能なのだ。
そうすれば多少なりともこちらの作風は伝わるかもしれない。

如何せん私が短い文章を書くのが苦手……というのはあるのだが、逆に言えばいい練習になりそうだ。

元々、私が創作をする時は、
「〜〜な話の展開で、〜〜な心情描写があって、〜〜な展開になる」
という一連の説明がつく(尚且つ自分の性癖に沿った)作品を作ることを主目的として置いている。この場合、なかなか短い文章で自分の出したいものを説明しきるのが難しい。

だが、この無配ペーパーを作る場合、私が作品を作る目的は、
「好きな展開を書き上げること」から、
「読み手に自分の小説の雰囲気を掴み取ってもらうこと」へと、若干変化する。

これなら書ける気がするのだ。
何も綺麗なヤマやオチが無くてもいい、自分っぽい文章を書くことを意識すれば、自ずとそれなり形になるのではないかなと、考えている。


②たくさん本を作ろう!


これは、次回からそうしよう……という短期的なものではなく、もう少し長期的な話だ。

今後もコンスタントに本を出し、どんどん自分の本を増やしていこう!……という話。
これも一応理由がある。大した理由ではないが……

私が今までに作った本は二冊。
今回の新刊と、家に忘れてきた既刊だ。

どちらも文庫サイズ、A6サイズで作っており、同人誌としてはだいぶ小ぶり。
小さいとどうなるかというと、イベント時、スペースに置いても結構スカスカなのだ。本が小さい分余白が多い。

それはそれで全然いいのだが、いつかは本がいっぱい乗っかったスペース設営とかしてみたい……!

そのためにはコンスタントに本を書きたい……!

……という、それだけの理由である。


③可愛い差し入れを準備しよう!


これはシンプル!

みんな可愛い差し入れを持ってきてくれたから、私も持っていきたいと思いました!

それだけです……

今回はそもそも当日土壇場で差し入れを用意したので、準備もへったくれもあったもんではなかったが、
やっぱり可愛く個包装したりとか、ポストカード入れちゃったりとか……

そういうの、いいよね……!

……と思ったので、これも次回以降、余裕さえあればやりたいな、と思っている。


7. 最後に


春コミのレポートとしては以上になる。

一つ言いたいのは、これはあくまで私個人の場合の話であって、皆さんがイベントに出る際はあまりここに書いてある事に流されすぎなくていい、ということである。

うまくいくこと、いかないことも人によってそれぞれ違うだろうし、あまり一喜一憂しても仕方のないことだ。

私だって今後何回かイベント出てたら一冊も本売れない事なんて全然あるだろうしな!!

気にせず行きましょう……!


ただ、やっぱりこの、対面型のイベント特有の「熱さ」みたいなものは一日中感じることが出来た。

こういったものを感じたい!オタクのパトスを得たい……!!!

みたいな方々にはとてもオススメである。
私は超楽しかったぞ!!!



ちなみに、私はこのイベントの後、
謎にオールで飲む羽目になり
(乗る私も乗る私と言われればそれはそう)、
その次の日は5時に起きて仕事をせねばならなかった。

月曜は割とマジで辛かったです。

あと、イベント用に生成した大量の100円玉、持ち歩くの結構大変でした……
会社のオフィスグリコでいっぱい使っちゃお……


以上!!!

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