001 マクドナルドのハンバーガーを食べられるのは、この人のおかげだけれど・・・

アマゾン プライムビデオ
「ファウンダー ~ハンバーガー帝国のヒミツ~

 マクドナルド・コーポレーションの創業者レイ・クロックの物語。マクドナルドハンバーガーはもともとマクドナルド兄弟が経営し、繁盛していたハンバーガーショップだった。マクドナルド兄弟は、それまでのハンバーガーショップでは当たり前だった、ウェイトレスが注文を伺い、ハンバーガーを運んでくることを止め、イートインからテイクアウト、トレイの代わりに紙袋、といった今では当たり前のスタイルを取り入れた。そんなマクドナルド兄弟と野心家のセールスマン レイ・クロックが手を組んで事業拡大に乗り出す。何よりも味やスタイルにこだわるマクドナルド兄弟といかに事業拡大をするかを優先するレイとの間に次第に溝ができる。
 レイの事業拡大に必要なものを嗅ぎ分けるセンス、時には非情になれるマインド、それは資本主義経済そのものだ。結果的にはレイに騙されるような形でマクドナルド兄弟はハンバーガーショップのマクドナルドを手放してしまう。
 レイとマクドナルド兄弟、どちらの流儀が正しいとは言えないが、私としてはマクドナルド兄弟に同情してしまう。けれど、これからますますグローバル化する社会で生き抜くためには、レイの生き方から学ぶべきところが多い。起業を志す人にはぜひ見てもらいたい映画だ。今月(2023年7月)は100円レンタル期間なので急げ!
したっけ!

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