note勉強会TOP_2

「note勉強会」開催レポート。デザイナーが記事を書くためのコツ

こんにちは!mixi design広報担当の中川です。
noteを運営する株式会社ピースオブケイクさんにお越しいただき、『note勉強会』を開催しました。
『note勉強会』は、noteというサービスが大事にしていること、noteを続けるためのコツ、より多くの人に届ける工夫を、noteディレクターから直接教えてもらうことができる講義形式の勉強会。今回はその様子をレポートしたいと思います。

mixi designではメンバーが積極的に情報を発信するマガジン「ミクシィデザインノート」を運用しています。さらにたくさんの記事を発信していけるよう、メンバーにnoteを書く後押しができないかとnoteディレクターの玉置さんに相談をしていたところ、mixi designのために、デザイナー向けの内容に一部アレンジした形で「note勉強会」の開催を提案していただき、今回の企画が実現しました。

記事を書くためのノウハウに加えて、書くことが業務のメインではないデザイナーにとって悩みがちなことを解決するヒントが得られた充実した機会となりました。
ピースオブケイクさんからもイベントレポートを配信していただいていますので、合わせてご覧ください!


すぐにでも活用できる具体的なコツが次々と飛び出してくるので、メモをとる手が止まないメンバー、実況ツイートをするメンバーが多数いました。

すぐにでも活用できる!読まれる記事を書くコツ

今回のnote勉強会では「noteが目指していること」「読まれる記事の特徴」「noteの使いこなしたい機能」を軸にした内容を講義していただきました。

特に「読まれる記事の特徴」のトピックでは、たくさんの人に読んでもらえている記事に共通するポイントを、具体的な数値や参考記事とともに教えていただきました。ここでいくつか教わったことを紹介したいと思います。

■タイトルのつけ方のポイント
タイトルは15〜25文字以内にするとtwitterなどのSNSでシェアする時に見切れないのでおすすめ。記事にどんな内容が書かれているか読み手が想像できるような具体的なキーワードを入れる誇大表現は使わず、内容に沿ったタイトルにする。

■見出し画像のポイント
見出しの画像は2:1
(1280px*670px)にするとtwitterでシェアした時に、noteでの画像がそのまま表示されるのでおすすめ。他のユーザーから画像を借りることができる「みんなのフォトギャラリー」機能を使用して、見出し画像を設定することもできる。記事を投稿すると画像を提供してくれた人に通知がされるので、投稿した記事を見に来てくれたりする。

■記事を書く時のポイント
所信表明の記事を書く。自分がどんな人なのか、noteを誰に向けて発信する人なのか、誰に向けて何を投稿していく人なのか、などが読み手に伝わることで、自分が読んでもらいたいと思っている人に届きやすくなったり、書き続けるモチベーションにもなる。

ここで紹介した内容は教えてもらった事のほんの一部で、そのほかにもたくさんのコツや、最新の機能の使いこなし方などを丁寧に教えてもらうことができます。「note勉強会」は月に一回ピースオブケイクさんで開催されているそうなので、是非参加してみてください!

誰かのためではなく、自分のために書く

今回の「note勉強会」ではnoteのデザイナーで、ご自身もnoteで記事を発信し続けている沢登さんにお越しいただき、noteを書いてよかったと感じたことや、ネタ探しのポイント、オススメの記事などをお話いただきました。

沢登さんにお話いただく中で、強く印象に残った言葉がありました。

それは、“自分のために記事を書く”ということ。

沢登さんによると「自分のために書く」という意識を持つことが、記事を書き続けるコツなのだそう。
特にデザイナーは、「誰かのために刺さる様な記事を書かなくてはいけないんじゃないか」という意識を強く持ってしまい、記事を発信することへのハードルを高くしてしまいがち。

でも、自分がインプットした内容を「残しておくために」noteを書いておこう、それは絶対誰かの役にも立つ、と考えるようにすることで、元々文章を書くことが得意ではなかったという沢登さんも定期的に記事の発信を続けられているのだそうです。

ピースオブケイク社内の部活「noteを書く部」での活動も、沢登さんが記事を発信をし続けることができる秘訣なんだとか。
所属メンバーが集まって記事を書いたり、記事を発信する前に下書きプレビューを見せ合う、といった活動を定期的にしているそうなのですが、社内の編集の人から直接記事に対してのフィードバックをもらうこともできるそうです。(羨ましい・・!)

noteのユーザーが自主的に立ち上げた、「note酒場」という普段noteを書いているクリエイターが集まるイベントもあるそうです。こういう機会に参加することで、記事を書くモチベーションをアップすることもできそうですね。


「記事を書き出しても、記事として発信するほどのことなのかと途中で自信が持てなくなった」、「たくさんの良い記事が発信されているのを見るとハードルが高く感じてしまう。。」
といった悩みの声をmixi designのメンバーから個別に相談されることも度々あったのですが、今回の「note勉強会」は、そんな記事を書くことへのモチベーションが高いけれどなかなか書き進められないデザイナーの悩みにピタッとはまる答えをくれた充実したイベントとなりました。

私自身、noteの下書き一覧に完成されずに配信を待つ下書きがずらっと並んでいるのですが、沢登さんも同じく下書きが沢山溜まっているとおっしゃっていたことや、「残しておくために」という言葉にかなり勇気付けられ、次の記事も書くぞ!と決意を新たにしたのでした。