踊りたい

もう何度も見ているミュージックビデオだけれど、
どうしても。

星野源の「生命体」、齋藤飛鳥さんのダンスバージョンについて。

わたしも、幼少期からダンスをしてきた。
約14年、唯一の趣味で、飽き性の私が「やめたい」と言わなかった唯一の習い事。
最近、また踊りたいと思う。
ダンスをやめて2年、踊りたくて、アイドルにハマった。
アイドルのダンスを観て、見よう見まねで鏡の前で踊ることが増えた。

ダンスを習っていたとき、わたしは楽しく踊れていたのだろうか、と齋藤飛鳥さんの踊りを観て思う。
あんなに良い表情をしていたのだろうか。
笑顔では踊っていた。しかしそれは、踊っているときに息切れして、鼻が膨らむのを防ぐため、可愛くみられるため、であったと思う。

ずっと誰かに遠慮していた。
自分の踊りが好きではないし、申し訳ないし、自信がなくなって、どんどん動きが小さくなっていく。さらに自分の踊りが嫌いになる、悪循環。
「どうせ自分は」そんな想いでずっといた気がする。
音楽に合わせて体を動かすことが好きだ。
だけどずっと、どこか気まずかった。
自分の踊りがコンプレックスだった。

「誰かに見られている」そのことを意識しすぎていたのだと思う。

星野源さんは、「踊りとは、生き様を写す鏡」だという。
わたしはこれまで、「どのように見られているか」そればかり気にしていた。

そうか、だからずっと、自分の踊りが嫌いだったのか。

私だって、踊ることは大好きだ。
大好きなダンスを、心から楽しみたい。
齋藤飛鳥さんみたいに、体から音楽があふれ出すような踊りがしたい。

社会人になったら、人数の少ないダンスレッスンに通おうと思う。

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