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雨の記憶(虹の向こう側)

✧.。.:*思い出に変わる時まで✧.。.:*

いつまでも   サワサワ 降り続くから
傘もないのに 走りだした

振り向くもんか!   もう・・

一歩踏み出すたびに …  不思議
心が鎮まっていく

止まない雨を恨んで 立ち止まっているよりも
あの空の  ずっと向こう

雲の切れ間まで たどり着いたら
七色の虹が  きっと あると

そんな  ほんの少しの夢
追いかけてみたい衝動が
私の背中を押し続ける

このまま
冷める事がなくても  このまま
覚めてしまっても
きっと   消えない
ひととき   私を包んだ 雨の記憶

あの冷たさを  忘れない
あの 傷みを忘れない

あの・・・

季節は 巡るの   クルクル 巡るの    だから
私は 歩き続ける

一生懸命じゃなくても  いいの
歩かなければ進まないから   どうすれば
良かったのかなんて   わからないまま・・

あてのない旅になるかも知れないけれど

時が流れて   思い出に変わる時まで
いつか  きっと  振り向いて微笑む時まで

あの虹の 見えるところ    それが
どんなに 遠くても

幾たびの季節を乗り越え    私は進む

2009.6

拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。