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故郷言葉(おくになまり)

ブログのお友達のところで話しに出ていたのだけれど、ずっと前に某TV局で故郷言葉(おくになまり)を披露する番組があったんやそうな。

そんなで思い出したのが、若い頃 職場で同期の友達が「こっち(関西)来てわからない言葉がいっぱいあって困った」と言うていたのを思い出した。

「関西に来て最初に難儀したのは職場で先輩に用事を言われ、ほかす(捨てる)・なおす(片付ける)と言う言葉がわからなかった」と。

イントネーションが微妙に違うとか、前後の言葉で何とか理解ができるというのは まだマシで、「これ ほかしといて」「これを なおして、他のに変えて」「ほしたら(そしたら)な、それ せんと(しないで) これつこうて(これを使って)ひっつけ(くっつけ)たらええねんわ(いいのよ)」 と 言われても・・(- -)ん?っていう具合やったんやそうな。

★くっつく⇒ひっつく ★お水・お茶⇒ぶんぶorぶぶ ★あげましょう⇒あんしょ
★友達⇒お連れ ★だめです⇒あきません ★いいですよ⇒かま(め)へんで

★いらっしゃらない⇒いてはらへん ★いない⇒いーひん、おらへん

★しないで下さい⇒せんといとおくれ=せんと(しないで)いて(おいて)おくれ(下さい)


同じ関西弁でも、京都と大阪では違うし、大阪でも、北側(船場)と南側(河内)では違う。

和歌山も南端へ行くとイントネーションが違うたりする。

最近は報道の影響で 「おくになまり」も わかりやすい言葉になってきているが、それでも故郷の言葉って暖かくてええもんやと思う。

あちこちの言葉を調べて知っとくと、どこぞ(どこか)の土地へ行った時やら職場や近所でどなたかと話す機会があった時、もっと親しみを感じるんやないかと思うから(^-^)

自身は子供の頃から、母の使う穏やかで優しい響きの言葉が大好きだった。

これが ちゃんとした(きちんとした)関西弁(関西人がみな使うている言葉)やと、大人になるまで、ずぅっと思うておりました(笑)ほんまに。

今思えば、関西のどの辺りの言葉が混ざってるんやらもわからへんのですけど。

まだ在職中は、月に2度ほど 研究発表やら会合に東京へ行ってました。

新宿駅から、車で真っ直ぐ移動してすぐの  その場所で、関西弁を聞いてしまって 思わず声かけたり、見知らぬ人なのにご近所感覚になってしまうのは、私だけやろか (~_~;) 難儀な性分です。

普段の言葉で書いてます。お聞き苦しい点 ご容赦下さいm(__)m    <MIzu>


画像は、和歌山県: 紀北の 丸高神社⛩さま

拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。