どちらかと言えば続編反対派でした。
いや、反対というかもういいや派。

あの「１しか認めない。」「２の方が好き。」「単発が一番好き。」
そんなごっちゃごちゃした中に最推し遣都くんが参加して巻き込まれるのかと思うとしんどい。私もまたそういう中に入っていかないといけないのかと思うとしんどい。そういう理由もあってもういいや派。

それが少し前に来年１月の金曜ナイトドラマ枠で連ドラとして帰ってくるとどこかのネット記事で出ていた。
具体的に書いてあったのでほんとにあるんだろうなー程度に思っていた。
圭さんと鋼太郎さんは確実だけど他のキャストはわからない、と。

また違うキャストでシーズン３でもやるのかな。
好きな俳優さん出たら嫌いになっちゃいそうだな嫌だなと。そんな風に思っていた。

それが先日公式から発表があった。遣都くん参加でシーズン１リターンズだかなんだか。前の続きみたい。公式ページ見るとそこまで変なこともしなさそう。
たぶん大丈夫なんじゃないか？って感じの内容の発表。

この発表があって思う。
どの形なら一番平和だったんだろうと思うとやっぱりこの形だったなと。

もし違うキャストでシーズン３決定！なんて発表だったらSNS上すごい空気になってただろう。
あちこちから飛んでくる言葉、スルーする人たち、それぞれ想像できる。
ファン同士の争いも激化してたことだろう。新たなキャストのファンまで巻き込むのは忍びない。

もうここに巻き込まれてほしくないと思いつつも、このまま参加しなければ「不動産続編が見たい」「春田さんと牧くんのおっさんずラブが見たい」と永遠に言われ続けるのかと思うと、ここら辺できれいに完結してくれたら、その方がいつまでも言われ続けることなく、嫌な思い出も薄れ、応援してる側も前へ進めるんではないかと、そう思ったりもする。

私は「単発まあまあ、連ドラ（不動産）大好き、劇場版そうでもない、シーズン２見てない派」だ。
同じおっさんずラブ好きでも色んな派閥がある。非常にややこしい。
たぶん、わりとテンション低めに見守ってるのは私と同じ派が多いんじゃないだろうか。

連ドラで終わってたらきれいに完結だった。続き見たいと思う気持ちもあったけど、あれで終わりと言われたらまあ納得せざるを得ないきれいな終わり方だった。

でもドラマで凄い人気が出たばっかりに急いで作ったのか、シーズン２を違うキャストでやることが決まってたからなのか、劇場版の何を狙ったんだかよくわからない展開によってきれいに完結したはずのドラマが、そんな中途半端で終わらないよね？っていう思いにさせていた。（まさむねのキャラ変はいったい何だったんだ）

だからやってくれるというならやってくれ。（キャラ変はなかったことにしてくれてもいいw）
シーズン２への強引な進め方によって、たかがドラマでこんなに苦しい思いをしたのは生まれて初めてだし、その後もないし、この先もこんなやり方する製作陣なんてこのチーム以外にいないだろうと思う。
その苦しかった思い出をちょっと楽にして、遣都くんの他の大好きな作品と一緒に、今度はあったかい気持ちで並べ直しておきたい。

きっとこれでおっさんずラブという作品に囚われ続け、５年間もの長い間、毎週毎週幻の〇話と言い続けた人たちの心も落ち着くんでないだろうか。

思った以上に傷ついてる心をこれ以上傷つけないために、大好きだった連ドラにまでも触れない主義をつらぬいてきた私の心も落ち着くんじゃないだろうか。

遣都くんがこのドラマに参加するタイミングが、すっかり実力派だ演技派だ言われる俳優になってる今というのもまたかっこいい。

私の中で初恋の悪魔だ、浅草キッドだという大好き作品が他に生まれてる、おっさんずラブは大好きな作品のひとつであって、圧倒的に一番という存在でなくなってるタイミングであったのもよかった。

これできれいに完結にするつもりなのか、まだ続けるつもりなのか、制作側の心はわからないけど

希望としては、変に無関係の人気俳優を追加することなく、以前のキャストでこの騒動の回収をしてほしい。（今ならもう追加しなくても十分豪華メンバーだろう）
ここまで応援し続けてきた人が満足できる内容で終わって、今度こそきれいさっぱりあったかくなれる完結編であってほしい。

この作品に関わったすべての人が優しい気持ちを取り戻せるような、そしてそれぞれ前へ進めるような、そんな作品になってくれたら嬉しい。

この５年、心はあちこち動いたけど、圭さんと遣都くんの相性がなぜだかめちゃくちゃいいと感じるのは今でも変わらない。ふたりが並んでるだけでほんわかする。
そして続編、幻の〇話を追い続けてきた人たちとはちょっとテンションは違うけども、それでもやっぱりとても楽しみだ。
ここにたどり着いてくれて圭さん遣都くんありがとう。

（ただの個人の感想です。異論は自分のところで唱えてくださいw）