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#こなみんフェス

『KONAMIN ROCK FESTIVAL' 2023』

猫都りさ名義で出展させていただきました🐱

まずは、様々なかたちで関わって下さった皆様
本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。

会期中にお会いすることが叶わなかった方も多く
とても心苦しいのですが
せっかくの機会ですので…

展示させていただいた作品についてのお話を
少し残したいなぁ。と思い、noteに綴ります。

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出展が決まってから、
ずっと佐野小波さんについて考えていました。

出会った時のこと、今のこと、
仲良くなった過程とか、
どんなところが好きとか、
私からみた佐野小波さんはどんな人であるとか。
嫌いなところはないから、
それはなんでなんだろうとか。
周りの人から聞こえてくる佐野小波さんの話と自分の思いとの相違とか。

とにかく「自分×佐野小波さん」
についてたくさん考えました。


それから"自分がこなみんフェスでしたいこと"を考えました。

私はいつも芸術は自己完結であると思っています。
自分がしたいことを好きなままに。

自己中心的という意味ではなくて
詰まるところ"自己"が成立するからこそ
様々な方が行う芸術活動の一部になれるのではないかと考えています。

しかしこなみんフェスでは
芸術的な創作活動に加えて
写真を撮る人として、
「自分には佐野小波さんがこうみえている」
を誰かに伝えたくなりました。

自己完結で終わらずに、
見た人がなんとなくでも
自分が伝えたい"何か"を感じてもらえる表現は
今の自分の技術だとどのくらいのことまで可能なのか。

写真という視覚化する"作品"として
なにを伝えたくて、なにが表現したくて……

ということを考え

そこに「#こなみんフェスで出展する」ということを考えました。

会場の雰囲気、担当する場所の広さ、
展示全体の雰囲気や佐野小波さんの思い。

私の担当させていただいた場所は
受付を通ったすぐのスペースで1番手前。

エリア("フェス"なのでステージ)のテーマは
【beach~刺激が欲しけりゃバカになれ~】
それが決まった段階で
熟考していた様々な佐野小波さんへの想いの中から
キーワードとして

明るく・元気に・カラフルに🌈
佐野小波さんの楽しくて明るくてキラキラした面
そんなところを表現したくなりました。

"キラキラ"
これが私の中では、すごくしっくりとくる言葉で

美味しいものを食べていても目がキラキラするし
可愛いものとか素敵なものにもキラキラするし
人や新しい発見にもキラキラするし
撮影しているときも、されているときも
キラキラしている。

とにかく小波さんってキラキラするところが多い。

好奇心、に似ているキラキラ

そんなキラキラしている佐野小波さんの周りには
個性豊かで色とりどりで、小波さんが大好きな人がたくさん、たーーくさん!!!集まってきて。

その人たちに囲まれた小波さんが
カラフルでキラキラの、
世界の真ん中にいるみたいな。

そんなふうにわたしにはずっと見えていました。

だから

小波さんの周りの人を
色や形が様々な紙ヒコーキにしました。

紙ヒコーキはどこからか飛んできて
でも、どこへでもふわふわ飛んでいくし
たまに競走とかして、でもどれも楽しい。
遊びの代名詞。まさに好奇心。

好奇心に引き寄せられた存在
カラフルで自由で、でもそこが楽しいから
たくさんたくさん小波さんの周りにある

そんなイメージでした。

そして最後に私自身の意として
"アクリルプリント"に挑戦しました。

これは佐野小波さんとの関係のきっかけとなった「女子カメ展」で小波さんが私をモデルとして展示して下さった際に使った印刷方法です。

佐野小波さんとの出会いは
今のモデルとしての自分には
なくてはならないものでした。

あの時に出会っていなければ、今モデルとして全然違う未来だったのだと心から思うことがあります。

だからこそどこかで恩返しをしたいと内心強く思っていました。

出会いのきっかけとなった展示に立ち返って。
そんな思いで選んだ印刷方法でした

アクリルは光を反射してキラキラする
だからありったけの光で埋めつくそう。
展示方法もそこだけに集中しました。



深い意味や、技術や、善し悪しではなく

ただ、キラキラ綺麗。

そう思っていただけたらすごく嬉しいです


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