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デブすぎ。キモい。


みなさんの周りにぽっちゃり体型の人はいますか。
その人に向けて、こんな言葉をかけたことありますか。

「デブすぎ。キモいよ。」
「もっと食事制限しなよ。」
「太すぎはモテないよ。」

いやいや、いくらなんでもそんな失礼なこと言えないでしょ。人の体型にどうこういうのはデリカシーないでしょ。

そう思った人に問いたい。

周りにいる痩せ型の友だちに、

「ガリガリすぎ、キモいよ」
「もっと食べなよ」
「痩せすぎてたらモテないよ。」

上記の言葉で、何か1つは言ったことないですか?
少なくとも私はこの人生で数えられないほどこれらのワードを言われてきた。

太っている、痩せている、
どちらも体型の悩みであることには変わりないのに、
「女性のガリガリ」の悩みは理解されにくく、
周りからの言葉に傷つくことも多い。

「細すぎは男性からモテないよ。」とディスるくせに、
「太りたい」と悩みを明かそうもんなら「嫌味ですか?」と叩かれる。孤独だ。

社会人1年目のとき、
顔を合わせるたびに私の体型をジロジロ見ながら、
「心配になる〜」と声をかけてくる人がいたが、
この台詞が何気に1番嫌いだ。

何か食べる物を差し出しながらその言葉をかけるならまだ分かるが、うわべだけのその「心配になる」は一体何になるの?生産性がないその毎回の会話に嫌気が差していた。

大学2年生のとき。
時間に余裕ができたので本気で自分の体に向き合おうと思った。いい加減、本気で太ろうと思った。

「何食べれば太れるの?」と周りに聞いたり、ネットで得た情報で食生活を見直した。
お菓子やジャンクフード、揚げ物、高カロリーなものを沢山食べた。その結果、体重の数字が少しずつ上がっていくのが嬉しかった。半年間そんな生活をつづけて、みんなが言うように本当に体重が増えた。38kgから、42.5kgまで。
よし、これでわたしもふっくらボディになれるんだと希望を感じだが、鏡に映っている自分の姿は酷かった。
お腹周りにはお肉がついてくびれがなくなりぽっこり出ていた。太ももにはセルライトが。
それなのに上半身はガリガリで、相変わらず肋がうきでていて、胸も小さいままだった。顔は浮腫んで、頬に赤いニキビがいくつもできていた。

自分の理想とはかけ離れたその姿に幻滅し、
ジャンクフードで太れると言った周りの友人やネットの情報を恨んだ。そしてそんな情報を馬鹿正直に信じて、体に悪い油を積極的に取り入れた自分が心底嫌になった。

でもこんな結果になってしまった根本的な原因は、
ガリガリ女性が太るための正しい情報が世にあまり出回っていないことだと今は考える。  

痩せたい女性が多いこの世の中、
ダイエットに関する記事ばかりで太るための方法なんて見向きもされない。

youtubeで「ガリガリ 太る方法」と検索をかけても、
ガリガリ体型の男性が筋トレとプロテインで太る動画ばかりがでてきた。

ゴリゴリに筋トレしてプロテインを飲めば、
女性だって大きな身体になれるのだろうが、
目指すところはそこじゃない。
絶妙にふっくらしながらも、引き締まるところは引き締まり出るところは出ている、そんな女性らしい身体になりたい。

きっとそこを目指しているガリガリ女性は私以外にもいるはず。でもみんな孤独で、方法もわからず、ただただ自分の体型に絶望していることだろう。

私自身が、自分の理想の体になって、
ガリガリ女子でも綺麗に太れることを証明したい。
同じ悩みを持つ方の希望になりたいし、道標になりたい。

そんな理由でyoutubeを始めました。


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