実践小説!!野宿&ヒッチハイクで九州一周2/6
3日目は快晴と誰もが口に出して言いたくなるような天気になった。雲は探さなければ見つからないという空だった。
スケッチブックを取り出し、ここから50キロ程先の街の名前を書いた。温泉で暖まり、朝食を済ませ、寝不足だけれど、体調は良かった。
スケッチブックに書いた、その街はいわゆる県庁所在地で、田舎の街からでも行く人は沢山いるだろうと思い、50キロ先だが書いてみた。まだどれくらいの距離までヒッチハイクというものが可能なのか分からなかった。
どれくらいの時間でヒッチハイクが出来