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僕が人を支配しない理由

こんばんは!

今回のブログは少し昔話でもしようかなと思います。

僕は、今指導者として、チームの監督やコーチとして人に教える立場ですが、

その中で、「人を支配しない。」ということはすごく拘っています。


その理由として、小学生の時に起きた出来事が大きいと思ってます。

小学生高学年の時、

僕には仲の良い友達がいました。

僕は、その友達を親友だと思っていて、
僕たちはいつも一緒にいました。

でも、その頃の僕はいわゆる「隠れ番長」的な性格で、
自分よりも弱い子を支配して、グループをつくるようなところがありました。

思い通りに、人を動かして、支配して、
言うことを聞かなければ力で支配する。(身体は小さく力は無かったので、言葉で圧力をかけていたと思う。)

そんな人間でした。

その一番仲の良いと思っていた友達に対しても、知らず知らずの内に上下関係をつくっていて、
支配してしまっていました。

その頃の僕は、まったくそんな気はなかったし、悪気は無かったのだけど、

僕の、その子に対する関わりはどんどんエスカレートしていき、
いつしか、その子は僕からイジメを受けていると感じるようになりました。

そして、その子はついに親に話し、
僕はイジメの加害者として、その子とは強制的に引き離されました。

その出来事は、僕にとって、非常にショックでした。

自分が悪いということは理解していたけど、
自分が一番仲が良いと思っていた友達に、そんなふうに思われていたことがショックで、一人で泣きました。

その後、その子と話したくても、他のクラスメイトから「○○に近付くな!」と言われたりして、話すことはできませんでした。

下校中、○○くんの周りをクラスメイトの男子数名が囲むように歩いていて、後ろに歩く僕を睨むように見ていた光景は、今でも目に焼き付いている。

そんなつもりじゃなかった…
謝りたかった。

その後、その子は私立に進学して離れ離れになりました。

僕の中で、今でも後悔していることで、

この時から、人を自分の思い通りに動かすようなことはしないと決めました。

後輩だろうが、子どもと大人だろうが、指導者と選手だろうが、
人と人には上下関係なんてものはない。

人を支配してしまった時、支配された側は気持ちの良いものではなく、必ず辛い想いをしてしまう。

僕自身も、支配的な先輩や同級生、上司と関わった経験から、
さらにその想いは強くなりました。

僕が、トップダウンではなくボトムアップを大切にしていて、
選手主体で選手を伸ばしていきたいと強く思っているのも、
振り返ればこういった経験からなのかもしれないなぁ。

昔を思い出して、

そんなことを思っていました。

自分の言葉、行動が、相手がどう思っているか?
どう感じているか?

軽々しく言った一言で、人が深く傷付くこともある。

いつでも、愛をもって、優しく、人に関わりたいな。

以上、
ちょっとした昔話でした。

では

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