心に響くものって、何だ。
ダンスの練習で、
イントラ(インストラクターの略)がお手本としてみんなの前で踊ってくれた時のこと。
自分が何を感じたかもわからないけど、なぜか涙が出そうになった。
今泣いたらたぶん止まらない、やばい。と思いなかなか堪えるレベルに泣きそうだった。
なぜこんな気持ちになったのか。
これは後々知ったことなのだけど、わたしが観たそのダンスは、イントラがとても尊敬するダンスの師匠が結婚して子供が生まれるという時に
「応援したい、感謝を伝えたい、無事を祈りたい」
という気持ちを込めて
これまで感じた色々な感情を思い出しながら形にしたものだったらしい。
勿論、本人のダンスのスキルもすごいのだけど、それ以上になにか伝わってくるものがあって。
努力をして一定以上のスキルや知識を身につけた上で、誰かを思って作ったものって、
なんてすごい力を持っているんだろうと思った。
理屈では説明できない次元で、人の心に働きかけることができるのだなと。
これは何をやる上でも言えることだと思う。
ダンスだけじゃなく、
「努力」と「誰かを思う気持ちを持つこと」を
頑張りたいと思った。
すごく素敵な経験をできてよかった。
ダンスをやっていてよかった。
生まれてきてよかった。
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