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就活は情報戦

意中の企業から内定を得ている就活生のやり方を見ていると

複数のツールを使って
上手にリアルな情報を集めていると感じます。

多くの就活生は
大体、SNSや就活サイトで情報収集すると思います。

そうした情報は、もちろん役立つ部分、合っている部分も
多いのですが、

大多数に当てはまるような内容が多いため
抽象的で、漠然とした内容になりがちです。

ESの例文や、面接の受け答えシーンなどが
再現されていることがありますが

それが100%そのまま使えるか?と言われると
必ずしもそうでないことが多いのではないでしょうか?

就活サイトやIS,セミナーやキャリアセンターとあわせて

リアルな情報収集に役立つのが先輩からの話です。

実際、就活がどんな風に進んでいくのか?
どんなケースが成功し、どんなケースは失敗するのか?
実際、その企業の面接はどういう雰囲気なのか?
その企業では、どんな学生が内定を取っているのか?
具体的に学生時代に何をしておくと就活で使えるのか?

そういった企業ごとのリアルな部分は、
その企業の社員や、実際にその企業を受けた経験者しか
分からないことが多いです。

体育会系部活や結束の固いサークルなどでは
そうしたノウハウが
上級生から下級生へと連綿と引き継がれているケースが
多いように感じます。

そして
その企業に内定を得た先輩は、
その企業の社員になりますから
OG,OBとして話を聞くときは、その企業の社員として
さらにリアルで実践的なアドバイスをくれます。

対大勢に向けられた情報だけでなく、
こうした対個人に向けての、ピンポイントを絞った情報収集も
実はとても重要です。

対大勢の情報には簡単にアクセスできるため、
他の学生も多く把握しています。

けれども、その会社ならではの細かいリアルな情報は
実際の経験者しか得られないものなので
なかなかたどり着くのが大変です。

だからこそ、そうした情報にたどり着いた人と
たどり着けなかった人の間には、
情報の量と質において、歴然とした差が生まれるのです。

大手企業を目指す人は
より企業ごとのリアルな情報が重要です。

知り合いのお子さんは
体育会系の部活に入り、
練習の合間時間や往復一緒に帰るときに
先輩からリアルな就活の話をたくさん聞いていました。

そういった話を聞きながら、就活の流れや仕組みをしり
何が必要なのかを考えるようになり、
そこを意識して学生生活を送るようになりました。

話を聞くと、
カウンセリングで就活生に説明してる内容を
そのお子さんはすでに1年生の時点で把握していました。

何が必要かを知っているだけで日々の過ごし方が違ってきます。

ぜひ、大学生活の中で
信頼できる先輩との関係をたくさん作って、
話をきいてみてください。


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