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高橋葉介 (夢幻紳士(怪奇編))

こんな男が本当にいたら、思いっきり後ろから飛び蹴りをくらわしてやる・・・とか作者が言ってたと思うけど、なんとなくその気持ちが分からなくもない。
気障でクールでポーカーフェイス。私の大好きなタイプです。
ただし、現実世界にいたら、たぶん、(作者とは違う意味で)後ろから蹴飛ばしたくなるんじゃないのかな。
何故かって?そりゃ当たり前でしょ、現実にそんなに美しい男がいるはずないし、いるとしたら、美しいと勘違いしているだけの普通の男が黒い帽子に黒いスーツを着て格好をつけてるだけなのに違いない!
・・・それって見苦しい以外のなにものでもないでしょう。
(現実世界で本当に美しいと思える男はまだ見たことがない)


<この作者のあとがきが結構おもしろい。以下、あとがきより引用>
「よく考えてみたら、格好つけるだけで何の役にもたたないな、この男。」
「彼は都市派の探偵なので、田舎は不案内である。
探偵が迷子になるなっつーの。」
「ハッキリ言うが、夢幻氏は女たらしである。
気まぐれな性質(たち)だが、来る者は拒まずで、言い寄る女性にも不自由しない。
なんちゅう嫌な奴だ。
一巻目のあとがきにも書いたが、本当に飛び蹴りくらわすぞ。」

  (↑の画像は昔私が描いた似顔絵です。)

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