プログラミングの参考書や学習サイトを読んでいるだけで上達した気になっていませんか？
プログラミングは勉強ばかりしても上達しません。

プログラミングスキルを上がる為には勉強と実践の両方を繰り返し行う必要があります。

学んだ知識をプログラムとして起こし、実際に動作させることで初めてプログラミングスキルは身につきます。
学んだらすぐに実践して知識を確実に身につけることが大切です。

本記事では、プログラミングを実践する方法についてPythonを例に説明していきます。

プログラミング実践の準備をしよう

まずはプログラミングを動作させる為の準備をしましょう。

実践の為に最低限必要なことは「環境構築」と「エディタの用意」です。

<h3>環境構築</h3>
実践する上で最も重要なことはプログラミングの環境構築です。
環境構築をしないとプログラムは動きません。

Pythonの場合はインストーラーをダウンロードして実行するだけで環境構築が完了します。

関連記事＞＞プログラミングの勉強の前に環境構築をしよう

エディタ（編集ソフト）を用意
次にエディタ（編集ソフト）を用意します。

プログラミングはメモ帳でもできますが、学習効率が悪いのでオススメしません。
必ず高機能のエディタを使うようにしましょう。

Pythonの場合はJetBrainsの高機能エディタ「PyCharm」がオススメです。

関連記事＞＞PyCharmとは？無料で使えるPythonエディタを使おう

PyCharmの起動方法
PyCharmの起動方法に説明します。

1.PyCharmを起動します。

2.「Create New Project」をクリックします。

3.適当なプロジェクト名をつけて作成します。

プログラミングの実践

環境構築とエディタが用意できたらがプログラミングの実践を始めましょう。

簡単なプログラムを動かしてみよう
ネット上や参考書にある適当なプログラムを動かしてみましょう。
最初はコピペでいいので簡単なプログラムを作って実際に動かしてみることが大切です。

以下はプログラミングでは同じみである”Hello World!”を表示させる処理の実行手順です。

◆コマンドラインで実行する
PyCharmの「Terminal」をクリックします。

起動したターミナルで「python」と入力するとPythonがコマンドラインで実行できるようになります。

◆実行例

>python
>>>print('Hello World!')
Hello World!

◆ファイルに書いたコードを実行する

ファイルを追加したいディレクトリを右クリックしてメニュー中の「New」の「Python File」をクリックします。

「print('Hello World!')」と入力します。
※PyCharmでは編集するとファイルがすぐに自動保存されます。

PyCharmの「Terminal」をクリックします。
起動したターミナル上で「python 〇〇.py」を入力して実行します。

◆実行例
>python3 sample.py
Hello World!

勉強したことをプログラミングに反映させよう
簡単なプログラムを作ったらプログラムに反映してみましょう。

例えば変数の使い方を覚えたら

# 変数に代入
a = 'Hello World!'
# 表示
print(a)

関数を覚えたら以下のように改造してみましょう。

# ”Hello World”を表示する関数
def say_hello_world():
   # 変数に代入
   a = 'Hello World!'
   # 表示
   print(a)

say_hello_world()

「これで使い方合ってるのか？」
「わざわざ関数にするまでもない」

など細かいことは考えなくても良いです。
まずは「変数を使うとどう動くのか」、「関数を使うとどう動くのか」など覚えたことを実際に動かすことに重きをおきましょう。

参考書や学習サイトのドキュメントを見て修正しよう
作ったらもう一度参考書や学習サイトの解説を見返しましょう。

実際に動かして改めて参考書を見ると理解できた部分・間違って覚えていた部分が見えてくると思います。

間違って覚えていた部分は修正しましょう。

作ったら作りっぱなしにせずに何度も実践と勉強を繰り返しプログラムのアップデートしていくことが大切です。

まとめ

プログラミングは勉強したら知識が新しいうちに必ず実践するようにしましょう。

せっかく新しい知識を身につけてもすぐに実践しなければ忘れてしまいます。

また、動かして初めて気づくことも決して少なくはありません。

何度も実践と勉強を繰り返すことでプログラミングスキルは少しずつですが、確実に上達していきます。
簡単なプログラムでいいので覚えたことをプログラムに取り入れて実行してみましょう。

関連記事＞＞プログラミングの始め方まとめ

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