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プログラミングの基礎学習は繰り返しても上達しない

「アウトプットをしようと思ったけど、全然書けない。理解が足りていないから基礎学習をもう一度やろう」
「模写できない。Progateもう一周しよう」

などと考えていませんか?

思考停止して基礎学習を繰り返してもプログラミングは上達しません。

基礎勉強を一通り終えてアウトプットや模写に進んだなら、「何が理解できていないのか」を明確にしましょう。

以下のツイートをしたらそこそこ反響がありました。

このツイートの内容を具体的に説明します。

基礎学習を繰り返すだけでは上達しません

勉強を始めていきなり手が止まってしまった場合、安易に「基礎勉強が足りない、勉強をやり直そう」と判断してしまいがちです。

しかし、何も考えずに基礎学習を繰り返しても効果はありません。

足りていない部分を重点的に勉強しないと理解が進まないので注意しましょう。

「何故できないのか」
「何が理解できていないのか」

を明確にしましょう。

自分が理解できていない点を明確にすることで、どこを勉強すべきかが見えてきます。

作業をイメージしよう


いきなり手が止まるのは作業がイメージできていないからです。

いくら基礎を学んだところで作業がイメージできなければ手は進みません。
まずは作業のイメージを作成しましょう。

イメージする為には頭の中に覚えたことを書き出す必要があります。

紙でもPCやスマホのメモ帳アプリでもいいので作業イメージを書き出してみましょう。

Web模写をする場合の例を以下に示します。

Webの模写をする手順

目的を決める
まずは模写の目的を明確化します。
今回は、「HTMLやCSSの構造を理解する」とします。

目的を決めれば作業の手順をイメージしやすくなりますし、どこを意識して作成するかが明確になります。

手順を決める
次に模写の手順を書き出してまとめます。

手順が全く思いつかない場合はググったり人に質問したりして調べましょう。

作業手順通りに模写を実践する

手順通りに模写
手順通りに模写します。
手順が足りなかったり間違っていたらググったり参考書を見直して手順を修正・改善しましょう。

手順は残しておこう
手順は次の為に残しておきましょう。次回やる時もその手順を見ながらやります。

次回以降に新しいことに気づいた場合は修正や改善をしましょう。

プログラミングの基礎を暗記する必要はありません。
ノートやメモ帳にまとめてすぐに使える状態であればOKです。

繰り返しやれば手順を見なくてもできるようになります。

関連記事>>Webページの模写で詰まったら部品ごとに作ろう

目的があっての再学習なら効果があります


基礎の再学習が必ずしも不要かというとそうではありません。目的を持った再学習であれば効果があります。

復習の場合は目的をきちんと決めましょう。以下の2つなら再学習する意味があります。
・理解できていない部分の復習
・理解できていない部分を探る為の復習

具体的に説明していきます。

理解できていない部分の復習
理解できていない場所が明確ならそこを読み直して重点的に復習します。
すぐに理解できなそうならノートやメモ帳に書き込んでマニュアル化しましょう。

先ほども言いましたが、プログラミングは暗記ではありません。
ノートやメモ帳にまとめてすぐに活用できればOKです。

理解できていない部分を探る為の復習
全体をざっと見直すことで理解できていない箇所を拾うことができます。

一度読んで覚えていたと思っても見落としていたり、忘れていたりすることは結構あります。
理解が怪しい点が見つけたら復習してノートやメモ帳にまとめておきましょう。

まとめ

思考停止して基礎勉強を繰り返してもプログラミングスキルは上達しません。

必ず原因を明確にするようにしましょう。

復習する場合はただ見渡しても遠回りです。

目的を明確にして再学習しましょう。

関連記事>>プログラミングを上達させるためのアウトプット方法

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