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プログラミングの勉強の前に環境構築をしよう

プログラミングの勉強を始める前にやっておくべきことが一つあります。
それはプログラミングの環境構築(セットアップ)です。

なぜなら環境構築をしなければプログラムは動きすらしないからです。

自分のPCでは動かせない言語という可能性もあります。
勉強を始めた後に自分のPCでは動かせないと気づいてしまうと一気にモチベーションが下がるのでプログラミングの勉強を始める前に必ず環境構築をしておきましょう。

プログラミングスキルは実際に動かさなけば上達しません。
できれば自分のPCで動かすことができるプログラミング言語を選びたいところです。

プログラミングの最大の敵は環境構築


「コマンドを叩いたのに動かない」
「シミュレータ立ち上がらねえ」
「OS変えたら動かない」

プログラミングに携わっているなら誰もが1度は経験したことがある場面です。
プログラミングで最も恐ろしいのはプログラミングの難易度でもなく不具合でもなく環境構築です。
これができないとプログラムを動かすことすらできません。

せっかく書いたソースコードも意味のないただの文字列になります。

環境構築の手順の調べ方

[プログラミング言語名] 導入/インストール/導入/環境構築

でインターネット検索しましょう。

最近はほとんどのプログラミング言語がPC1台で開発環境が構築できるようになりましたが、特定のOSでしか開発できないプログラミング言語も存在します。
勉強する前に必ず方法を調べて環境構築を済ませておきましょう。

Pythonの環境構築は当サイトでも掲載しています。

関連記事>>Python超入門〜Windowsでプログラミングを始める方法〜
関連記事>>Python超入門〜MacOSでプログラミングを始める方法〜

Python環境構築中のよくあるトラブル


Pythonの環境構築中によくあるトラブルと解決策を紹介します。

ターミナルで「python」と叩いても「bash: python: command not found」が出て動かない
環境変数PATHにpythonコマンドのパスが設定する必要があります。

環境変数を設定する方法はOSによって異なります。

◆Windowsの場合
「システムの詳細設定」の「環境変数」から設定します。
「PATH」を選択して「追加」からPATHの設定を追加します。

※既存の設定が消えてしまうのでPATHを設定する時は「新規」を使わないようにしましょう。

◆MacOSの場合
.bash_profile
.bashrc
のどちらかにパスを定義します。

設定例)

# Setting PATH for Python 3.7
# インストールパスを設定してください。
PATH="/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/3.7/bin:${PATH}"
export PATH

その他の「[OS名]+環境変数+PATH」などで検索しましょう。

Python3を使いたいのにPython2が起動する
Python3ではなくPython2がインストールされている可能性があるので「python -v」でバージョンを確認しましょう。

MacOSの場合は「python」ではなく「python3」とターミナルに入力します。

「ModuleNotFoundError: No module named 〇〇」というメッセージが出る
ライブラリがインストールできていません。

pipコマンドでライブラリを追加しましょう。
pip install 〇〇

トラブルが起きた時は「公式ドキュメント」にも目を通すようにしましょう。

終わりに


環境構築はプログラミングにおける最初の敵にして最大の敵です。

開発環境のセットアップももちろんですが、テスト環境を構築する時や本番環境を構築する時など様々な環境構築がプログラミングには必要です。
苦労して環境構築してパラメータをセットした瞬間プログラムが強制終了などはよくある話です。

勉強を始めてから心を折られないように勉強前にセットアップは済ませて起きましょう。

関連記事>>Python超入門〜Windowsでプログラミングを始める方法〜
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