今年も夏山へ行きたい
山の雪が雪が溶けてきた。
今年も夏山へ行きたい。
梅雨が日本から通り抜けたらいよいよ夏山シーズンがやってくる。
大阪からアルプスは遠い。片道5時間かけて夜中に車を飛ばしてアルプスへ行く。
山の影には万年雪が残り、草木が青く映える。
下から見ても景色が良い。
あの山を目指してはるばる大阪からやってきた。
今からあの山の頂を目指す。
登山道は片道5時間以上かけて坂道を登る。
早朝のひんやりした空気の中出発をする。
アルプスは真夏でも雪が残る。あまり知られていないが日本にも氷河が存在し、約6箇所存在すると言われている。
谷から吹き上げてくる雪をかすめた涼しい風が気持ちいい。
草木が徐々に無くなり森林限界を超え突然視界が広くなる峠がある。
面倒くさい料理はしない。山で贅沢する山小屋のご飯は絶品。
山では何を食べても美味しい。自分のエネルギーになるのを感じる。
水や食べ物を摂らずに歩くとエネルギー不足になっていくのを感じる。食はパフォーマンスに直結しているのだとしみじみと感じる。
インスタントのご飯も美味しい。近年は山用や非常用のご飯も沢山手に入るから味にも飽きない。
テントを張り寝支度をする。
ご飯を食べ終えたら山々に落ちる夕日をじっくりと見る。
夕日が沈んだあとも、空は徐々に変化する。
こんなはっきりと夕日が見れる日はラッキーだ。雲が程よく残り夕日が赤く反射する。
明日は早い。超えるピークや峠は沢山ある。時間があれば休憩も寄り道も可能だ。
空が暗くなったら寝袋に潜り、泥のように眠る。
ただ、雲が少ないような日は夜中に起きて星を見たりもする。
夕日がはっきりと見れた日は大抵、満点の星空が見える。
下界では見ることの出来ない山の上の満点の星空。
夏山は天の川がはっきりと見える。
朝も気持ちが良い。外の明るさで目が覚める。
朝ごはんを食べて出発。
この日こそピークに立つ。
山頂は絶景が360度広がる。3000m近い山。風が少し冷たい。
アルプスの山々が周りに広がる。険しい山がそこらじゅうに見える。
景色を眺めていると「次はあれ登ろう」とすぐに思いつく。そうやって次の山旅を決めてしまう。すぐに思いつく。そうやって次の山旅をってめてしまう。
山頂より上は無い。あとは安全に降るのみ。
下山は足がスラスラと進む。上りと比べると圧倒的に楽ちん。
山頂を背後にして歩くのは少し名残惜しい。絶景から後ろ髪を引かれながら下山していく。
島国の山は天候が大きく変わる。
アルプスは難所が多く落差もある。
でも、日本の山は険しく、美しい。
今年も夏山へ行きたい。
※山へ行く際は必ず万全の装備と体力を身につけて。標高1000m以下の低山でも楽しい山は沢山あります。自分のレベルに応じた山へ。
読んでいただけるだけでも大変嬉しいです。もしご支援を頂いた場合は新たなチャレンジへ使わせて頂きます。