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僕とまり子の思いつき旅の帰り道、2日目

前日の朝、大分県別府市で温泉に入るという目標を掲げ500km走り、早くも1日目で目標を達成しました。あとは帰り道500km。

大阪を出発して四国を横断して八幡浜まで走り、フェリーで別府まで行き温泉に入り。帰りのフェリーで朝まで寝る予定がGW期間はできないとのことで車中泊をしました。↓


フェリーでも少し寝たけど、四国に到着してから寝た時間は夜の3-4時頃。

7時頃に太陽で目覚め、すぐに出発。
僕は朝日で目もぱっちり。寝起きでスッキリ。まり子は眠たそう。

途中の道の駅でコンタクトを入れよう。朝ご飯も食べよう。眠たくなったら仮眠をしよう。

旅中の醍醐味はこの日の出と日の入りの黄昏時の光が斜めに差し込む時間。楽しい時間。
信号も無い峠道を1台の車で走り抜ける。後ろには車がいないからゆっくり走り景色を楽しむ。

窓を開けるとひんやりした朝の風と日差しが気持ちいい。でもまり子に「ちょっと寒い」と言われたのですぐに閉めた。

2日目の目標「カツオ」

この日の目標は「カツオを食べる」
まり子はカツオを要求している。カツオが食べたい。
カツオの藁焼きが必要となる。

カツオの名産地は高知だ。今日はとにかく産地のカツオを食べる。

僕たちはカツオを求めて愛媛の西端から山を超えて高知へ向かうことにした。

山のワインディングロードを走る。走り屋ってわけじゃないけど信号も車も少ない細い山道が好き。そして大体の道には絶景があるから好き。

川いっぱいに広がる鯉のぼり

走り続けていると川いっぱいに広がる鯉のぼりを見つけた。助手席で寝ていたまり子を起こした。

まり子のすしざんまい(真顔)


朝日が良い。まり子の眠たそうな顔が良い。スッピンで撮ってごめん。

寝起きまり子の鯉のぼり。

山奥にすごい沢山の鯉のぼり。検索してもひっかからないから町内でやっている催し物?どのような鯉のぼりか聞こうにも周りには誰も居ない。

小さな町の川に鯉のぼりがかかっているだけ。ゆっくりと鯉のぼりを見ることができて楽しかった。車で来たからふらっと立ち寄れた良いところ。

快晴絶景の四国カルスト

八幡浜から高知市の間には標高1400mの四国カルストがある。今回はそこへ立ち寄りながら高知へ向かう。
僕は四国カルストへは過去に2回来ているが僕にとって四国カルストには苦い思い出ばかり。

1度目は中型バイクで四国を一周したとき。猛暑日で四万十市は気温42度を記録。当時観測史上最大気温だった。暑さから逃げるように走り、四国カルストへ避難しても36度以上の気温で途方に暮れた時。熱中症になりかけて結局道の駅に避難した。

2度目は自転車で日本一周中に四国カルストへ向かったが、大寒波にぶつかり大雪になり途中で引き返す始末…

僕は大熱波と大寒波の両方を四国カルストで体験した。

僕にはいわくつきの四国カルスト。今回こそいい思い出にしよう。

到着してみると、なんと適温、快晴、観光客はちらほら。という好条件。こんなに良いところだとは!こんなに楽しいとは!!!

夜は星がスッキリと眺めることができたそうです。いつかここで星を見てみたい。

風がきもち良い。歩くだけで楽しくて駐車場からかなり離れてしまった。

最近は35mmが常用レンズになりつつある。換算35mmのX100Fも楽しい。
縦構図のポートレートが気持ちよくハマる35mm楽しい。

GWらしからぬ混雑具合でのんびりできました。
楽しかった。涼しかった。新しい景色が見える度に路肩に車を止めて写真を撮りました。

四国カルストからずーっと下っていくと高知へ到着します。
途中で沈下橋や鯉のぼりも見ながら下る。ほぼノーアクセルで下る。

すぐに絶景だもん。四国すごい。

坂本龍馬が太平洋を見守る桂浜へ

気がついたらお昼時、お腹が空いた。カツオが食べたい。
そんな食欲まみれの気持ちを片隅に置いて、桂浜へ到着。

ちょっと曇ってきた。パラパラ小雨。

ちょい寒いけどアイスクリンっていうアイスを買ってみた。もちろん美味しい。駄菓子屋にありそうな素朴なバニラ風味。シャリシャリしてるバニラ風味。

聖火リレーのマネをするアイスクリンまり子。
坂本龍馬に乾杯。

坂本龍馬は太平洋を見守る。
桂浜は月見の名所らしい。今日は雨だから見ることはできないがいつか見てみたい。
ちなみに桂浜へ来るときは毎回雨に振られる。今回も同じく雨模様。

僕に月を見せてほしい。セーラームーン、月を取り戻して。

有名な桂浜へこれてなにげに満足。よくわからないけど桂浜に高知県感ある。なんだか四国の先っぽって感じがする。

桂浜は波が荒いので海には近づかない様にすること。

雨が強くなってきた。ささっと車に乗り込んでカツオの藁焼きを目指す。
そう、僕たちは腹が減っている。カツオを食わせろ。

途中にかつおのぼりを見かけた。ここは高知。何度も言うがカツオが名産だ。


ジョーズも見かけた。どうなってんだ高知。

食われかけまり子。

ちなみにここはゆず庵というレストラン。日本一周中に自転車で真横を通り過ぎたときから気になってた。

ファンキーな社長が経営する、カオスなレストラン。恐竜やクジラやジョーズや坂本龍馬などなどわけのわからないコラボレーションがレストランに展開する。
ぜひ店に行ってほしい。写真はいくら撮っても語りきれない。とにかく行ってみてほしいレストラン。

とりあえず、僕たちの座った席の真横には坂本龍馬が立っていた。桂浜は銅像だったがこちらはフルカラーだ。

名物のカツオの藁焼きを注文。
オススメの塩につけて食べると、ビックリするほど美味しい。もう過去最高級の美味しさのカツオ。舌にとろける。塩の旨味溢れる。本当に美味しかった。藁焼きの風味と塩の旨味。にんにくとネギのアクセントがたまらない。

まり子も普段見せないこの顔。驚きまり子である。
テーブルに着席の皆様の満場一致のカツオ美味い。塩をちょっと付けただけのカツオが美味い。

いやーびっくりした。カツオが美味い。うますぎてびっくりした。まり子も僕もビックリしてカツオが美味い。(語彙力不足

失礼。カツオで取り乱した。カツオが美味しい。

このレストランは他にもオムライスやクジラが有名。クジラは売り切れで食べられなかった。また来るよ。

さあ、気がついたら3時近い。
目標は達成した。カツオの藁焼きはものすごく美味しかった。

今からどこへ行こうか。
雨は小雨だが降り続いていた。雨雲は西から東へ流れている。
香川も徳島も雨みたいだ。

ただ、僕は食後にもかかわらず、うどんが食べたくなった。
うどんが食べたい。四国にはうどん県がある。そうだ、香川へ行こう。

下道では日が暮れる。夕日は見れるかわからないけど時は金なり。高速道路でワープして香川へ向かう。
でも途中眠たくなってサービスエリアで30分ぐらい寝た。僕の旅は毎回朝が早いので度々お昼寝を挟む。

起きるとものすごい大雨になっていて、交通機関に支障をきたすんじゃないかっていう勢いだった。ビックリして目が冷めた。

香川で夜までやっているうどん屋さんは比較的少ない。
探してみるとこのうどん屋さんがヒットした。

安くて、店員さんも優しくて居心地のいいうどん屋さんだった。

おやつにうどんを食べた。
香川の乱暴なコシのあるうどんが美味しい。たまらなく美味しい。noteを書いている今もうどんが食べたい。

そろそろ夕暮れ時だ。海に向かって見よう。雨雲予報を見ても実際はわからないが、今は曇っている。

寛永通宝は江戸時代に使われていたお金で、この砂絵は江戸時代の徳川家光の時代に作られたそうです。
しかも香川県観音寺市では寛永通宝が1枚30円として使えるらしい。でも時代や状態によっては時価30円を超えるのであまりオススメしない。

しっかり寛永通宝だった。
雲の切れ間から太陽が見える。もしかしたら夕日が見れるかも。

このあとは父母ヶ浜へ行った。ここは静かな海がある。

カレイの稚魚?を見つけた。すごいステルス能力。よく見ないとわからない。

飛んでみてもらった。水面が楽しい。

これから曇るのか夕日はあまり見れずどんどん曇天に移り変わっていった。

このあとは観音寺が近かったので立ち寄ってみた。これは観音寺のポーズ。
いつかお遍路を歩いてみたい。

さっきうどんを食べたのに晩御飯が食べたくなった。
お腹が減った。

香川だからやっぱりうどんが食べたい。
調べてみるとさっきのうどん屋さんならまだやってるらしいから、急ぎ足で鍋焼きうどんを食べに行った。

僕の実家は愛知県。愛知では鍋焼きうどんといえば味噌煮込みだ。このうどんは出汁で煮込んでいたので新鮮だった。

美味しいうどんをごちそうさまでした。
このお店は営業時間も長いし定番になりそう。またうどんを食べに立ち寄りたい場所。

このあとはキャンプ場でテントを設営する予定が大雨が降り続き…車内でのんびりしていたらいつの間にか寝てしまいました。

明日こそ我が家に到着する予定です。帰り道はあと200〜300キロ?
明日もうどんを食べながら帰ろう。温泉にも入りたい。

のんびりと天気の良い方へ帰ろう。

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