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「ミステリと言う勿れ」だけじゃない!私的、田村由美先生の名作は「BASARA」 2/8追記!


今、菅田くん主演のドラマ「ミステリと言う勿れ」が注目されていますね。

皆さんに伝えたい!

田村由美先生の名作は「ミステリ・・」だけじゃない
不朽の名作「BASARA」もぜひ読んで頂きたい!


私は、中学生の頃から田村由美先生ファンです。
もちろん全作品読みました。連載も読み切りも。
(7SEEDSも良かった)


たくさん素敵な作品がある中で、個人的な最推しは間違いなく「BASARA」です。不動です。

中学生の時、近所の本屋で立ち読みをして雷に打たれたような衝撃を受けました⚡️

RPGのような壮大なストーリーにワクワク・ドキドキが止まらず、一巻を読んだ時点で

「これは立ち読みで終わらせてはいけない漫画だ!」
「家でじっくり読まなあかん!」

と思い、なけなしの全財産で既刊は全部、即購入しました。

そこから、連載終了まで。中学生から成人してもずっと読み続けた作品です。

何がすごいって、

・少女漫画としてのロマンスあり(ドキドキのBL要素もあり)
・歴史ファンなら気付くの史実オマージュあり
・少年漫画的な「夢・仲間・バトル」の胸熱展開あり
・「誰が裏切り者か」的なミステリー、サスペンス要素あり
・刀と仲間を集めて旅をするRPG的要素あり

とまあ、モリモリの情報量で最初は混乱すらする見どころ満載です。

推し要素はたくさんありますが、
一番は、

「少女漫画だけど戦争を綺麗事だけで描かない」

ところです。残酷なシーンもちゃんと描く(グロとかではなく、人間の醜さや狡猾さ、戦争の愚かさなど)

殺人・裏切り・暴行もぼかさない。主要人物でもあっさり退場させる。
敵も味方も、登場人物それぞれに背景や正義があるから、勧善懲悪という単純な構造ではない。

BASARAという作品から真摯なメッセージと熱量を沢山感じて、要所要所で号泣していました。
あれから大人になった今、もう一度読み返していますがストーリーを知ってるはずなのに今も感動して同じ場面で泣きます。

そして、中学生の時は理解できなかった登場人物(浅葱や白の王・更紗の母)の心情が理解できるようになって、また別の場面で感動します。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、作品に出会えたことに心底感謝したのはBASARAが初めてでした。

なんか、最近も読み返したせいか熱く語ってしまいましたが、「面白い漫画ないかなー」とお探しの方、ぜひおすすめです。

余談ですが、中学生の時に揃えた分のBASARAは実家にあったはずですが、いつの間にかなくなり、Kindleで再度全巻買いしました。

※2022/02/08追記 

でも、元々が紙派なのでAmazonで文庫版全巻セットも大人買いしました↓

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出典:amazon


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