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社会という砂漠に出てから〜2019年の話〜


2018年編の続きです。

2018年末に正社員からフリーターになり、
渋谷の音楽スタジオの夜勤、派遣、コンサートスタッフと主に3つのバイトを掛け持ちしていた。

毎日、常に何かのアルバイトをしていた。
1日フリーな休日は月に2回くらいだった気がする。

基本的に音楽スタジオのアルバイトと派遣のバイトを1日に同時に入れていた。

音楽スタジオのアルバイトが夜勤だった為、
その前か後に派遣のアルバイト(4時間くらい)を入れていた。

派遣のアルバイトは
主に都内繁華街のユニクロのバックヤードでダンボールからひたすら服を出してハンガーにかけるというバイトだった。

音楽スタジオのアルバイトが朝8時に終わり、
そこからユニクロに移動してお昼くらいまで働くパターンと夕方4時くらいにユニクロに行き夜10時に終わり、そこから渋谷へ移動して夜のカオスに満ちたセンター街を歩き音楽スタジオで働くと言う日々を過ごした。

どっちもない休みの日は、
コンサートスタッフのアルバイト(登録制)を入れていた。
コンサートスタッフのアルバイトは、ほぼ始発で会場へ向かい午前中にステージの仕込みがあり、お昼を食べて1〜2時間くらいの待機時間があり、
午後からフライヤーの封入作業などがあり、その後に打ち合わせをして、
会場したらチケットのもぎり、会場の案内などをした。
開演中は関係者の出入り口で門番をしたりした。
コンサートが終わったら客出しをして、
事前に作っておいたフライヤーを封入した袋を帰っていくお客さんに配ったりして、
ある程度お客さんがいなくなったら、
ステージの撤去の作業の手伝いに向かうという流れだった。
完全に解放されるのは夜の23時近くだった。


今、あれから4年くらい経って思うのは、
「よくやっていたな 笑」って事。
なんか必死だった。
何にそんな必死だったのかとかそれは全然自分でもよくわからないけれど、
広い海の中ボロボロの船に乗って、宛先わからずどこかに辿り着こうと必死にオール漕いでる感じだった気がする。

それと、
多少の不安もあったのかもしれない。
(まぁなんとかなるだろうと楽観的には思ってはいたが)


でも、楽しかったなぁ。。。

音楽スタジオのアルバイトもコンサートスタッフも長い勤務時間で身体はボロボロだったけど、楽しかった!いろいろ勉強にもなった。
「音楽」が好きというのもあったと思う。

正直、
今もどこに向かってるのか自分でもよくわかってないし、メンタルも身体もボロボロの日もまぁある。
でも、
きっと歩いてたら何か見つかるし、
どこかへ辿り着くはずだとも思っている。

それでいいよな、
間違ってない!
(あんまり目的地を決めるのは好きじゃない、
決めたとしても言うような人間ではない)

そんなフリーター生活は、コロナウィルスに世界が脅かされ始めた頃終わった。
とりあえずで印刷会社の正社員に戻った。
歳は30歳手前でフリーター期間は約1年半だった。

2020年の春の事だった。

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